アフターコロナの営業戦略から思うこと


コロナが襲ってきた2020年に、コロナ禍を切っ掛けに「企業の収益モデルの見直し」をすべきだ、との意見をよく耳にしました。コロナ禍で露呈した(顕在化した)課題として、人口減少・少子高齢・長寿命化に対応しながら、どのように売り上げを上げていけばいいのかと。

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コロナ禍では、感染予防のために人と人との接触を減らすことが新しい生活様式とされ、消費が大きく消失しました。

これは、人口減少後の国内マーケットの縮小を想起させるものである(売る相手が減る)、ということで、この状況に対応することこそ、もっと言えば、新たなビジネスモデルを構築することこそがコロナで失った売り上げを取り戻すことよりも大切ではないかと一部では言われておりました。

そんな感じで3年以上が過ぎました。

で、結果こうなりました。


アフターコロナの営業戦略「増員」が最多 企業は「人海戦術」頼み、AI活用は1割未満

コロナ禍で停滞した経済活動の再活性化で、企業は新たな営業戦略を模索している。東京商工リサーチが6月に実施したアンケート調査では、約半数(46.2%)の企業が営業戦略の重点策として「営業担当者の増員」と回答した。また、AIツールを業務に活用している企業は7.8%と1割に満たず、約8割(76.8%)は「方針は決めていない」と回答した。政府は「新しい資本主義」の実行計画で、生産性向上や省力化に向けDX導入を進めるが、ビジネス現場ではAIツールより、マンパワーで難局を乗り切ろうとする実態が浮かび上がった。(後略)


以上引用。


私の会社もこの記事のまんまですね。「営業担当者の増員」はしないようだけど・・・

どうなんでしょうか、変わった企業って一体どれだけあるんでしょうか?

ちなみに、私の会社は全く何も変わっておりません、少なくとも営業戦略といったものは。

コロナでビジネスモデルの変更って話も普通に考えれば誰だってそうしたい。ただ、コロナをどう乗り切るかってことの方が遥かに困難だったはずで、まあ、傷だらけになりながらもなんとか乗り切れたってところが圧倒的多数のような気もしますけどね。

まあ、だからこその記事の内容で、従来通りのやり方でやっていくしか道はないですからね。

どこも失った売り上げを取り戻すのに必死です。ただ、それだけですし、もちろん、それだけではマズイことも分かっているし、でも、取り戻すことが出来なければ、終わってしまうわけで・・・

ただ、コロナが言い訳に使えなくなったのは事実です。





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