売るために売れるために何でも使うはアリ?


モノやサービスを選ぶときに何でもかんでも自分で判断して選ぶのは意外と面倒なものです。例えば、化粧品でもいいですが、事細かに調べていけばキリがありませんし、成分をいくら見たとしても多くの人はよく分からないのが殆どだと思います。

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結局は、価格帯で判断したり、ブランド名であったり、口コミであったりと、価格以外は権威や他人の判断を利用したりして、モノやサービスを選んでいるはずです。


「口コミ人気度ナンバーワン」「7冠達成」広告…調査会社によって簡単に「作られていた」

「人気度No.1」といった文言で販売実績や顧客満足度を強調する「ナンバーワン広告」。この手の宣伝文句は世の中にあふれているが、根拠がないものも多いとみられる。広告主に持ちかけて「偽りの高評価」を作り出す調査会社もあるとされるだけに、消費者自身も「ウソを見抜く目」を持つ必要がありそうだ。(後略)


以上引用。


この記事ですが、何となく落としどころがよくわかりません。

消費者に「ウソを見抜く目」を持つように呼び掛けているのかしら、調査会社の実態を暴きたいのか?

これって、違法というレベルなのでしょうかね?記事では、中々線引きは難しいとしているようですが。

違法でなければ、ルールさえ守っていれば何をやっても許されるのかって話で、現代社会のビジネスの在り方を如実に表しているようにも思えます。

ビジネスを道徳的に捉えるならば、不道徳なのかそれとも無道徳なのか?みたいな話なんでしょうね。

冒頭でモノやサービスを選ぶ、と消費者目線で書きましたが、兎にも角にも事業者側は選ばせるのに必死です。売りたいですから。

調査会社も広告主から選んでもらわなければ意味がなく、調査内容の正確さといったものは選択される一つの理由にしかならないわけで、広告主もある意味消費者ですから。

まあ、何で何をどのように選んでいるかって話であって、建て前は人で選ぶとか、信頼のおけるとかでしょうけれど、結局はコスパ重視ってとこなんでしょう。

だって、調査会社に依頼したところでモノやサービスが売れなければ意味がないと考えるのが企業ってもんでしょう!?もちろん私だけかもしれませんが・・・

企業発信の調査をウソとは言いませんが、それはつまり、その企業のモノやサービスを売るための戦略でしかないことなど分からないのでしょうか?

いや、分かっているはずで、でも、そんな文言に乗せられて買ってしまっているのも事実なんじゃないんでしょうかね。





「2035年の世界地図」




西野亮廣「夢と金」





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