安定とは


自分が変化した場合の売上の変化は、特に気にすることはないと思
います。時として、その変化にお客側が対応できないからです。確
かに、売上が下がれば落ち込みますが、そんな時こそ自分のヤルベ
キ事を淡々と消化していきましょう。


自分が変化もしていないのに売上が下がることがある。

これは注意が必要です。景気だの経済状況だの、明らかに周りの環
境が原因ではありません。

何故、売上が下がるのかと言えば?

お客側が変化しているということです。

「人間の価値判断というものは、常に比較対照の中にある」という
ことであり、お客に見切りをつけられたということです。

安定した状況を築くには、“変化を怠るな”です。

物事というのは安定している状態を保つことが、実は最も難しいと
心得るべきです。

同じような状態をとどめておくには、それ相応のエネルギーが必要
だす。冷凍庫の中の氷は溶けないが、一旦外に出せば、すぐ溶けて
しまいます。つまりは、どれだけのエネルギーを使って水を凍らせ
ていたかですね。

安定イコール楽(ラク)では、決してありません。なので、楽して
儲けようとしても儲からないのです。

逆に、何も努力・変化をしていないのに、安定した状態があるとす
れば、本来は不自然に思わないといけないのです。

固定客にだけしがみついていたのでは、どんどんお客は離れていき
ます。気づいたときには、もう手遅れだってことにならないように
したいもんです。


本田宗一郎大先生の「会社のために働くな」には、そんなことが書
かれてあります。是非読んでみて下さい。

会社のために働くな



コメント

非公開コメント