まずは美容室で相談してみて

幸いにも？私自身は、所謂薄毛ではございません。最近では、薄毛を“治療”する時代に突入しています。とはいえテレビ等では、育毛剤関連のテレビショッピングをよく見かけます。まずは治療という選択肢ではなく、育毛剤等で試してみるってことなんでしょう。

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『髪増やすなら育毛剤より発毛剤』

薄毛の専門外来で診療を行っています。妊娠出産、急激なダイエット、抗がん剤治療の副作用、コロナ感染後の後遺症など、脱毛症の原因はさまざまですが、私のクリニックを受診する患者さんのほとんどは、加齢で進行する薄毛の悩みを抱えています。

中にはセルフケア用品を買い、頭皮ケアに取り組んでいた患者さんもいます。ところが話を聞くと、商品の特徴を十分に理解されているとは言い難い印象です。今回は頭皮に塗布して使う育毛剤と発毛剤の違いについて説明します。(後略)


以上引用。


薄毛といったコンプレックス関連の悩みを多くの人は、どのように処理しているのでしょうか？

まあ、多くは、自分で調べて何かしらのアイテムを試してみるって感じなんだと思います。ただ、薄毛にもレベルってもんがございまして、明らかにこれって病気ってレベルならば迷うことなく医療機関を受診するはずです。

ただ、多くの薄毛での悩みは、ちょっと髪が細くなった、ボリューム感がなくなった、頭皮が透けて見えるようになった、って感じなんでしょうから、取り敢えずシャンプーやトリートメントをそれ関連のものに変更してみたり、育毛剤に手を出してみるって感じでしょう。多分？

以前は、そこに美容室の存在があって、薄毛を改善はできないものの相談になるって流れも多少はあったように思いますが、どうなんでしょう、私の感覚値からすれば、普通に情報を仕入れている美容室は、病院で治せる話を持ち出すように思います。

たまに、美容室で薄毛を改善といったものを未だに見かけますが、時代遅れというか病院の治療レベルや治療薬の存在を知らないのだろうかって思ってしまいます。

ただ、どうしても病院は嫌だって人にはもってこいですし、ひょっとしたらそんな人の受け皿を狙っているんじゃないのかもしれませんね！？

そもそも育毛、発毛、そして、養毛は、記事でも指摘されていますが、厳密に剤としても線引きがされています。

ということで、美容業界に携わる人間としては、色々と書きましたが、やはり、薄毛に限らずですが、毛髪に関する悩みはまずは美容室で相談して欲しいところです。

素晴らしい美容師さんは、沢山いるので。





モンティ・ライマン「皮膚、人間のすべてを語る」




椛島健治「人体最強の臓器 皮膚のふしぎ」





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