クソくだらない仕事の蔓延


「モノの過剰化」「問題の希少化」というメガトレンドの掛け合わせは、「意味のない仕事の蔓延」という事態を引き起こす。イギリスの経済学者ケインズは、1930年に著した論文で、こう予言している。「100年後には、週に15時間働けば十分に生きていける社会がやってくる」

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しかしこの予言は実現せず、私たちの労働時間は100年前とほとんど変わっていない。

労働の需要が減少しているにもかかわらず、労働の供給量は変わらない。そのため、多くの人が意義や意味のない仕事、「虚業的労働」に携わらざるを得ない。

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの社会人類学教授、デヴィッド・グレーバーはこれを「クソくだらない仕事(Bullshit Jobs)」と呼んでいる。~山口周「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」より~





Bullshit Jobs(ブルシット・ジョブ)とは、被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態のこと。

具体例として、現在高給をとっている職業として、マーケティングや広告、コンサルティング、そして金融業や保険業などがある。

こうした仕事は重要そうに見えるものの、実は社会の再生産そのものには、ほとんど役に立っていない。

前述のデヴィッド・グレーバーはこのように指摘しています。『これらの仕事に従事している本人さえも、自分の仕事がなくなっても社会になんの問題もないと感じている、と。』

つまりは、世の中には、無意味な「ブルシット・ジョブ(クソくだらない仕事)」が溢れている、ということ。


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上記こそまさしく「ブルシット・ジョブ(クソくだらない仕事)」の蔓延といったところでしょう。

誰かの仕事のためにわざわざ余計な仕事をつくるという流れって一体いつから何でしょうか?

と言いつつ、私なんかにしても営業マンなんてやっておりますが、それこそ「ブルシット・ジョブ」のような気もします。もちろん、会社にとっては数字を作ればそれはそれで評価されるでしょうけれど、現実にはそんなことが出来る営業マンが果たしてどれだけ存在するというのでしょうか?

数年前からある、営業マン不要論っていうのも、まあ、当然の流れでしょうね。





リンダ・グラットン「リデザイン・ワーク 新しい働き方」





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