ぶっつけ本番が出来るために
営業の現場では、相手をつぶさに(話す内容ではなく)表情を観察しながら、何を話そうかと考えるものです。結論として、何を伝え、そして、クロージングをかけていくかですが、その観察をもとにしてその場で話を終わらせず次回にわざと持ち込んだり、または、畳みかけてクロージングをかけたりしたりします。では、営業とは異なりますが、プレゼンではどうでしょうか?
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
営業の現場では、上記のようにその場で結論を変えることは可能ですが、プレゼンのような形のあるものであればそうはいきません。
決まった内容をちゃんとした形で相手に伝えることが出来る(一方的に話すことができる)のは、話す側にしては有利ではあるものの相手が聞いてくれるかどうかは別問題です。
内容が面白くなければ聞いたフリをされるでしょうし、まあ、これは相手次第ですが、話し方、間の取り方がまずければ、というか気に入らなければ、聞いてもくれないでしょう。
『プレゼンで結果を出す人は「2つのポイント」を知っている』
会議やミーティング、プレゼンやコンペなど、仕事のあらゆる場面で「話す」ことや「説明する」ことが重要な役割を果たしています。 聞き手の感情を動かして、確実に成果を出すためには、2つのポイントを知っておくと成功率が高まります。ひとつは、相手に最も伝えたい部分を集中的に詳しく話すように意識すること。もうひとつは、話の最後に改めてメリットを強調して締めくくることです。これは2002年にノーベル経済学賞を受賞した行動経済学者ダニエル・カーネマン氏が提唱した「ピーク・エンドの法則」と呼ばれるもので、私もプレゼンやコンペの際には意識して活用しています。(後略)
以上引用。
記事にもあるように、意外な程、プレゼンの「内容」を聞いているようで聞いていないようでみたいなもので、つまりは、「印象」が伝わるってことでしょう。
これは、あのメラビアンの法則でしょうかね。
で、記事のポイントは以下の2つ。
「相手に最も伝えたい部分を集中的に詳しく話すように意識する」
「話の最後に改めてメリットを強調して締めくくる(話の最後にデメリットを伝えることは絶対に避ける)」
これ、極々当たり前の話なのですが、いざプレゼンをやるとなると出来ないものです。だからこそ、練習、準備が大事なんです。
ただ、忘れていけないのが、内容ではなく印象とはいったものの、とはいえ、それはあくまでも内容や資料がある一定のクオリティを超えたものでなければ話になりません。
そうなると、どこまでのクオリティなのかって話なんですが、それよりも、誰がどう見ても「雑だなっ」てのがなければ大丈夫かと思います。だからこそ、練習、準備、そして、他人に聞いてもらう、見てもらうことが大事なんです。
ぶっつけ本番とはいいますが、それはあくまでも事前に準備して、それでも準備して、を繰り返した先の話が、ぶっつけ本番だと思っております(もちろん、ぶっつけ本番の本来の意味を分かって書いておりますので)。
とはいえ、今回の記事は参考にしたいものです。
髙田明「伝えることから始めよう」
「堀江貴文のゼロをイチにするすごいプレゼン」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
コメント