美容室のコロナ関連倒産が増加したらしい
カット専門店にはシャンプーのメニュー自体がありません。美容室、理容室には、シャンプーのメニューは存在します。ただ、それが単独で行われることは珍しいでしょうし、他のメニューとの抱き合わせになっているところが多いのではないでしょうか。
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例えば、シャンプー込みのカットといった感じで。
カットのシャンプー込み料金となるとお店でマチマチでしょうけれど3000円から5000円の範囲なんでしょうかね?
シャンプー込みで3000円のカット料金が高く?感じてしまうのは、やはりカット専門店や低料金大型チェーン店の影響でしょう。それらが良い悪いも別にありませんが、市場競争、需給環境によって現実には料金設定はされているので、カット料金の適正価格など存在するようで存在しないのだろうと思います。
売りたい価格で設定できるものの、先述の市場競争、需給環境によって美容室それぞれ設定しているのでしょう。
シャンプー単独のメニューにしても、シャンプー込みのカットメニューにしても、多くの美容室はシャンプー自体を実質無料でやっているように思います。シャンプーにも色んな経費がかかっているんですが・・・
ホントはお金を貰いたいメニューがサービス化してしまっている美容室ってホント大変だなぁと。
『美容室 コロナ関連倒産が増加』
東京商工リサーチが2023年5月に発表した2023年(1-4月期)「美容業の倒産動向」調査によると、負債1,000万円以上の美容室倒産件数は31件(前年同期比40.9%増、前年同期22件)と大幅に増えた。
同社によると、美容室の倒産件数は、コロナ禍の資金繰り支援策が奏功し、客足が減っても2020年78件(年間)、2021年は65件と抑制されていた。しかし、コロナ関連支援が一巡した2022年後半以降、再び増勢を強めている、という。
倒産件数のうちコロナ関連倒産は、2020年は8.9%だったが、2021年は27.6%、2022年は32.8%と徐々に上昇し、2023年1-4月は54.8%と半数を超えた。コロナ関連支援策の下支えにより倒産は抑制されていたが、支援が終了したことが影響したようだ。
美容室の倒産件数は、2019年に過去最多の105件を記録したが、これに迫る勢いで、過去最多の更新も懸念される。
なお、同社の倒産件数は負債1000万円以上を集計しているが、経営規模の小さい美容室が多い業界なので、1000万円未満の倒産や廃業件数はかなりな数にのぼるとみられる。
以上引用。
昨年から美容室でも技術料金の値上げに踏み切ったところも多いかと思います。私の会社でも一部商品の値上げを行いました。
値上げせざるを得ない状況があり値上げをしたわけですが、値上げした価格で買ってもらえる保障などどこにもなく、とはいえ、値上げをしなければ利益がなくなり、潰れるのが見えているという。
倒産という話になると、ビジネスモデルが通用するとかしないとか、経済の流れを織り込めていないとか、潰れてしまうのは結局は、その店舗、企業が悪いって話なんでしょうけれど、まあ、自己責任論というやつですね。
まあ、確かにそうなんですけど・・・
現実は厳しいです。
斎藤幸平「人新世の資本論」
成田悠輔「22世紀の民主主義」
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