質問するも相手の話を聞くもスキルのひとつ
アンデシュ・ハンセン「スマホ脳」でも語られていましたが、人間は自分のことを話すときに快楽ホルモンと言われるドーパミンが分泌するとかしないとかで、自分の話を聞いて欲しくてたまらない生き物であるようです。
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同時に、他人の話を聞くのはちょっとばかり苦手というか面倒くさいって人が圧倒的多数ではないでしょうか?
天然で「他人の話を聞くのが好き」って人もいるかもしれませんが、私の狭い人間関係においてはそんな人に巡り合ったことがございません。基本、自分のことを話すのが好き。
だからこそ、他人の話を「聞ける・聴ける」ことは“スキル”だと私は思うわけです。技術なので訓練次第で身に付くのではないかと。
ということでこちら。
『「雑談が苦手」な人は話す内容を気にしているから 内容よりも楽しかったという「感情」こそが大切』
あなたの周りに、思わず会話がはずんでしまう人はいませんか? 一人、思い浮かべてみてください。友達かもしれません。会社の同僚や先輩かもしれません。なぜか心を開いて時間も忘れて話してしまう、そんな人です。あなたが思わず話してしまうとき、相手はあなたに相当数のアレをしているはずです。何でしょうか?
「最近、仕事どう?」
「休みはあるの?」
「え! そうなの。大丈夫なの?」
「うわ~、すごいね。それでどうしたの?」
そう、『質問』です。
このように、思わず会話がはずんでしまう人は心地いいタイミングで、あなたが話したいことについて、スパッと質問をしているはずです。人は質問をされると、それに答えようとします。そうすると自分のことを話す機会が増えます。これが人間に快楽を与えるのです。(後略)
以上引用。
会話、雑談において「質問」することが何故重要なのでしょう?
もちろん質問の内容にもよりますが、質問することで「あなたの話をちゃんと聞いていますよ」という意思表示を示すことができるからではないかと。
人間は勝手なもので、一方的に話しをしてもつまらなく感じることがあります。ところが、変な合いの手(ズレた質問)を入れられてもちゃんと聞いてくれていないと感じてしまいます。
なので、質問は、自分が疑問に思ったことをぶつけるよりは、多分、こんな質問を欲しいのだろうというものを投げかけることが大切です。相手からすれば、単純に聞いて欲しいだけなのですから。
ただ、これも微妙だなぁと。
お互いがお互いに好き嫌いの感情を抱いていないときには、その質問の在り方で関係を良好にするかもしれませんが、所謂相性が悪い相手とは何をやっても関係が進展することはないように思います。
嫌いな人の話ほど聞きたくないものですからねぇ。
そんなところを見極めて「質問をする」「相手の話を聞く」ってのは、とくに営業においては求められるスキルではないでしょうか。
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