営業の戒め
ある本で「時代は、資本主義から価値主義へ」というものがありまして、その価値とは3つあり・・・みたいなことが書かれていて、当時(少なくとも5年前ぐらい?)は非常に感銘を受けたものです。で、最近、資本主義は、人間の需要を満たすよりも、いかに資本を増やすかであり、それは言い換えると価値の増殖である、ということをある本で読み、またしても感銘を受けてしまいました。
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営業のセールストークでは、相手にいかに価値を伝えることができるかであって、決して知識などを説明するものではないことが肝となっています。
知識ではなく価値をいかに伝えるか。
感情を揺さぶるには知識よりも価値が効果的ってことなんですが、この価値というものも実際によく分かるような分からないものでもあります。
役に立つような価値もあれば、その人にとっての意味があり、それが価値となるというものもある。
ただ、現実問題として資本主義では、役に立つとか使用することで価値が生まれるものの分が悪く、結局は売れるかどうかでその価値が判断されるわけです(もちろん私の意見です)。
私の中では、営業の名言中の名言なのが、「どんなに良い商品でも売れない」ってものがあります。
なので、勝手に「良い」が知れ渡り勝手に向こうから買いに来てくれることなどないのですよ、という営業の戒めのような名言であります。
だからこそ、モノやサービスが良いことは当然の中の当然として、その存在を知らせるために営業をしなければならない。
作る・創る努力もさることながら売る・届ける努力も怠るなってことです。
ということで以下は、私にとって現代を象徴するような企業努力と呼ぶべきものでした。
大手のやり方は真似できないとしても、マインドとしては私の会社も是非見習う必要がありますかね。多分?
『ロート製薬がスキンケアで資生堂越え「国内トップ」へ。立役者はマツキヨだった【前編】』
ロート製薬が好調だ。ドラッグストアなどでのスキンケア商品の売上個数は、資生堂やコーセー、花王など大手化粧品メーカーを抜いて首位に。安価な「プチプラ」商品が主力ながら、売上金額も2位につけている。この躍進を支えるのが、同社が特許を持つビタミンC技術、そしてビタミンCを配合した「メラノCC」シリーズだ。2023年3月期(通期)の年間売上は前年比6割増の115億円超、洗顔や日焼け止めなど新商品を発売するたびに売り切れが続出した。(後略)
以上引用。
モンティ・ライマン「皮膚、人間のすべてを語る」
フィリップコトラー「コトラーのマーケティング5.0 」
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