考えすぎるのは危険を察知しているから!?
ネガティビティバイアス。これは、人間はポジティブな情報よりもネガティブな情報の影響を受けやすく、マイナスなことほど記憶に残るという心理を表す用語のこと。脳には感情に関して二つのシステムが備わっているといいます。一つは、嫌なことはあとまで残る。そして、もう一つが、良いことはすぐに忘れる。
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ネガティビティバイアスなる捉え方?考え方?があるのではなく、しかもバイアス云々ではなく、人間の標準設定がネガティブと捉えていた方がいいようです。
危険を察知する能力を備えていない人間が現代でも生き残るのが厳しいように原始の環境ではなおのこと。ネガティブな情報を敏感に察し、その記憶を長く保てた人間ほど環境に適応でき、そうやって人類は進化した、というわけです。
一方のポジティブな情報には、ネガティブな情報ほど重みをつける理由がありません。何故なら、一度の失敗が生死を分けることなどポジティブな情報にはありませんから。
雑に言えば、生存戦略としてネガティブな情報に重みをつけるようになったわけです。
『他人からどう思われるか不安...カウンセラーが語る「考えすぎ」の抜け出し方』
危険に満ちていた原始の世界では、何も猛獣に襲われるだけがネガティブな情報だったわけでもないようです。
やはり、現代でも同じように人間は(その数の大きさはともかく)集団で暮らします。
そうなると集団の中で生きていくことが出来なければ、それは即ち、死を意味します。
となれば、いかに集団の中で上手くやっていくかを考えねばならないし、上手く立ち回らければなりません。
下手に敵なんてつくるなんてもってのほか。
これって、会社でも学校でも、ちょっとしたコミュニティでもアルルじゃないですかね?
ところが、冷静に考えれば(考えることが可能であれば)、現代では他の集団への移動も可能なのですが、何故だかそれをやろうとしない、というか出来ないようです。
結果、人によっては心身ともに病んでしまうことも。
記事では、こうすればいい、ああすればいい、とあるのですが、これはまだまだ余力というか冷静さがある人だけでしょうね。
まあ、予防知識としては役に立つかも?ですが・・・
「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」
鈴木祐「無(最高の状態)」
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