営業マンの悪手
業種、業界によってそこに属する人にしか分からない業界用語というか隠語というものがあります。例えば、不動産屋に言われる千三つ屋とは、1000件あたって、契約3つという意味で使われます。しかし、不動産業界で同じように使われている別の意味があります。
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それは、不動産屋が話す内容は、1000のうち真実は3つしかないないということです。これは、千三つ屋の語源とも言われています。
私の会社社長が以前は不動産業界の営業マンだったこともあり、その言葉の意味を後者の方で教えてもらいました。なので、社長からの営業マン指導では、口先三寸の営業だけはやらないようにとよく釘を刺されておりました。
また、不動産屋の隠語で「てんぷら」というものもあります。
「てんぷら」とは、そもそも実在しない架空の契約や、取消・無効・解約などを予め行う契約のことを言います。これは不動産に限らず、他の営業の世界でも使われることがあります。厳しい営業ノルマをクリアする為、てんぷら契約を行い一旦クリアしたようにみせかけるわけですね。
こちらの「てんぷら」は、かつての私の上司から教えてもらいました。もちろん「てんぷら」だけはやるなと・・・
「千三つ」「てんぷら」にしても営業を経験したことがない方からすれば、「何故、そんな身を破滅するようなことをしてしまうのか?」と不思議に思うかもしれません。
それはやはりノルマ達成のためでしかありません。ダメだと分かっているもものやってしまうものです。だからこそ私の社長と上司は、決してそれだけはやらないように言ってくれていたのかもしれません。
ということで、そんなかつての指導を思い出せてくれたのが以下であります。今のところ私も悪手を使わずに営業マンを続けております。
『「任せてください!」上司の期待に応えるべくヤリ過ぎた営業マンの“大失態”』
鈴木祐「進化論マーケティング」
相良奈美香「行動経済学が最強の学問である」
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