時間の価値に異を唱えるつもりはありませんが


歴史を振り返ってみれば、人類が時間の最適化にこだわり始めたのは、18世紀ごろのことです。この時期、英国で起きた産業革命により、資本家は工場に何百人もの人々を同じ時間に集め、同じタイミングで仕事をさせる必要が発生します。その需要に応じて多くの時計に秒針がつけられ、労働者の時間はかつてない細やかさで管理されるようになりました。

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ベンジャミン・フランクリンが「時は金なり」というフレーズを世に広めたのも、ちょうど同じ時期のことです。資本主義の発達とともに「時間=金」という発想は少しずつ先進国の共通認識と化し、19世紀の初頭には、「時間の無駄」が金銭の浪費に等しい愚かな行為と考えられ始めました。『鈴木祐「YOUR TIME ユア・タイム」より』





生まれながらに時計が存在する世の中で生まれた私にとっては時間の捉え方が、それ以前の人と比べると若干違うとは思うものの、時間に対する認識は太古の昔よりあったはずです。

雑に言えば、「時間は有限」であると。

冒頭の文章は、どちらかといえば、ビジネス的な時間の捉え方だろうと思われます。まあ、経営者目線というやつですね。

ならば、生き方としての時間をどうのように捉えているのでしょうか?


大切にしたい「資産」 3位「健康」、2位「絆」、1位は?

本当に大切にするべき「資産」とは何だろうか。UI銀行(東京都港区)の調査によると、大切にしたいと感じている資産1位は「時間」(28.8%)で、2位「絆」(28.6%)、3位「健康」(21.9%)となった。(後略)


以上引用。


どうやら、ビジネスでもプライベートでも時間の価値は相当に高そうですね。

こうなってくると(時間というものに価値があるだけに)、時間管理術、時間効率、時間当たりの生産性、自分の時間、他人の時間、といったような時間をいかにしてコントロールするか、ということになり、それにまつわるような書籍、セミナー、コンサル、自己啓発が世の中に溢れているように思います。

現代人が、時間がない、時間が足りない、時間に追われている、といった一種の強迫観念のようなものを時間に抱いておりますが、実際のところ、私たちが仕事に費やす時間、余暇を過ごす時間、ともに過去50年であまり変動がないそうです。

時間の価値に異を唱えるつもりはありませんが、記事にある「健康」と「絆」が破綻した状態で過ごす時間がいかに残酷なものかを考えると、どれが大切か、というよりも、まあ、要はバランスの問題といったところなのでしょう。

健康、絆、時間、そして、お金のバランスがとれた生き方が出来れば最高だなぁと。





堀江貴文「時間革命」





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