植物エキスとしてのベニバナ


「ベニバナ」は、染料用、油料用、切り花用などとして各地で栽培されています。その薬効・用途として、駆瘀血(血の滞りを治す)作用、産後の不調、更年期障害など婦人科系疾患に広く用いられ、鎮痛作用もあるという。漢方処方では、通導散、葛根紅花湯などに配合される。花はスープやサラダの彩りに用いるほか、紅色の染料が採れる。また、種子を搾って取るベニバナ油は良質な食用油となり、種子は炒って食べられ、若葉はサラダ菜として食べる。

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そんなベニバナを化粧品にも転用できないものかとこちらの企業も頑張っているようです。


ベニバナエキスに皮膚改善の可能性

江戸時代、金と同等の価値があるとして取引されたベニバナの一種に、毛細血管の構造を安定に導く可能性があるのが発見された。紅花の一種である「もがみべにばな」から抽出したエキスが、毛細血管の構造を安定化する効果があり、シミ・くすみ、しわ、たるみといったエイジング悩みが改善される期待が持たれる。資生堂が2023年11月24日発表した。同エキスは、血管内皮細胞同士の接着を担うVE-カドヘリンに働きかけ、毛細血管の構造を安定化する効果がある、という。


(参考)『資生堂、「べにばな」から抽出したエキスに毛細血管の構造を安定化する効果を発見


私からすれば「紅花油」ぐらいしか知りませんでしたが、今回の記事を切っ掛けに、冒頭に書いたように調べてみると意外なほどベニバナは転用が豊富であります。

さて、化粧品にも配合されている植物エキス(天然物由来の薬剤)ですが、長い歴史の中で得られた多くの使用経験から適用、効果、安全性が確認され、配合が認められた成分のみが薬剤として化粧品に配合されています。

今回取り上げたベニバナには、皮膚細胞活性効果(新陳代謝促進、血行促進、創傷治癒)が既に確認されています。

なので、紅花の一種である「もがみべにばな」から抽出したエキスに「毛細血管の構造を安定化する効果」が発見されたということになります。

まだ発見という段階なので今後は、その安全性などが改めて確認され化粧品にも配合となっていくのでしょう。

ホーユーのヤーバサンタではありませんが、ここ最近植物エキスの話題が続いているようです。





「新化粧品学」




モンティ・ライマン「皮膚、人間のすべてを語る」





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