化学やけど


人によっては、そろそろ年末の大掃除が気にかかる頃になってきたのではないでしょうか。例えば、キッチンなどの汚れは、汚れのもとである油やホコリ、タンパク質等が混ざり合って固まったり、熱や光、空気中の酸素等によって化学変化を起こしたりしているため、大変落ちにくいものです。

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このような頑固な汚れを落とすには、固まってしまった汚れの奥まで染み込んで柔らかくし、溶けやすくする、アルカリ性の洗剤が効果的です。但し、効果的とはいえ細心の注意が必要です。

というのも、過去に以下のよう事故があったそうで・・・

ハウスクリーニング業者が、作業中にこぼした洗剤が自分の足にかかったことに気付かなかったため、手当てが遅れてしまい、移植が必要なほどの“化学やけど”を負った

なんでも使用された洗剤は、アルカリ度が極めて高い(pH13)業務用の洗剤だったとか。

それは、業者の話でしょってことでもなくて、家庭内でも、換気扇用クリーナー、レンジ用クリーナー、また用途に応じて薄めて使う万能クリーナーなど、さまざまなアルカリ性洗剤が使われているので注意は必要です。

アルカリ液は、皮膚に接触すると皮膚の中のタンパク質を侵し、浸透しながら徐々に深部組織まで達して、やけどのような炎症を引き起こします。

厄介なのが、酸や高温物と違って皮膚に触れた瞬間に感じる刺激が弱いため、気付かずに処置が遅れると、思わぬ重症につながることもあります。それが前述の事故例ですね。

ということで高いアルカリの危険性を踏まえて以下となります。


ほくろ除去クリーム「点痣膏」で重い皮膚障害などのおそれ 国民生活センター使用中止呼びかける

「素早いほくろ除去」。「痛みも跡もない」。「ひと塗りで安全にほくろやいぼが取れる」などとうたい、インターネットで販売されている「点痣膏」という中国製と見られるクリーム。

国民生活センターが分析したところ、重い皮膚障害などを引き起こすおそれがあることがわかり、使用の中止を呼びかけています。(後略)


以上引用。


国民生活センターが同じ銘柄の4つの商品の成分を分析したところ、全て、カルシウムが検出され、重い皮膚障害などを引き起こす強いアルカリ性を示したということです。


で、問題なのはpHがどれくらいだったのか?

このクリームpH14だったとのこと。前述の業務用洗剤がpH13でしたので更に上・・・

「ほくろ」に悩むのは理解できるし、なんとかしたくて何かで解決しようとすることも理解できますが、流石に今回ばかりはモノが悪すぎでしょう。





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