続 白髪が黒髪に戻る!?


今年の8月27日のエントリー「白髪が黒髪に戻る!?」で取り上げましたが、ヘアカラーメーカーであるホーユーは、白髪予防と改善に関する研究発表し、「ヤーバサンタ」というハーブに含まれる成分「ステルビン」に、白髪を黒に戻す効果がある可能性を見出しました。

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この「ヤーバサンタ」で私が興味を持ったのが、やはり、色素細胞と色素幹細胞の両方の活性化に成功したということでした。

既に、毛髪の形成や再生の仕組みを遺伝子や分子のレベルで解明できるようになっており、単に、毛母細胞が、色素細胞が、といったレベルではなく、毛包幹細胞、色素幹細胞といった幹細胞に着目する研究が進んでいます。

とはいえ、従来の?毛母細胞や色素細胞がどういった経緯で働きが悪くなる、逆に良くなるといった研究が無駄であるとは言えないはずなので、そちらも平衡しながら研究が進んでいるようです。

で、以下は、単に私の見過ごしで、知っている人からすれば、「何を今更」って感じでしょうが、昨年、二つの成分の掛け合わせにより色素細胞を活性化する研究結果が出ていたようです。


白髪は染めるだけじゃない!?髪を治すメカニズムを新たに解明

大正製薬株式会社(以下、当社)は、これまでボタンピエキス※1とブラックリバースペプチド1の組み合わせが、メラニンを作ることによって白髪改善効果を示すということを確認してきました。
当社はこのたび、Monasterium Laboratory(ドイツ・ミュンスター)※2、株式会社ネイチャーラボと共同で、新たにボタンピエキスとブラックリバースペプチド1の白髪改善効果を示すメカニズムを確認しました。


※1:当社ではミトコンドリアユビキチンリガーゼ(別名:MARCH5 以下、マイトリガーゼ)の低下が白髪発生に関与する可能性を明らかにしており、マイトリガーゼの発現を増加させることを当社が発見した植物エキス

※2:毛包特異的な色素産生メカニズムの存在を発見するなど、毛髪・皮膚科学研究の世界的な権威であるDr. Ralf Pausにより設立された研究機関


以上引用。


どうやら、「ボタンピエキス」と「ブラックリバースペプチド1」という二つの成分の「掛け合わせ」が肝のようです。

それぞれの成分では果たす役割が異なり、二つを掛け合わせると、結果として、色素細胞でメラニン(黒色のもと)を作り出すメラノソーム(メラニンをつくる装置のようなもの)を形成・成熟化させ、メラニンの産生を促し白髪改善作用を発揮することが期待されているようです。

但し、そもそものメラニンを産生できなくなってしまった色素細胞ではその効果を発揮できないようです。なので、白髪が黒髪に戻る、というわけではないということです。





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