差別化
商売をする上で、「差別化」はどこでも考えていることだと思いま
す。他と違うことをすることが差別化だとしても、それを簡単にマ
ネさえていては本当の意味では、差別化は出来ていないはずです。
ではどのようにすればいいのかを考えてみました。
自分の答えは、「基本の徹底」です。割と単純な事です。
基本を徹底するという事は、即ち「継続」に繋がります。その「継
続」は、「蓄積」されていくのです。
この「継続」と「蓄積」こそが差別化といってもよいでしょう。
よく成功とは、「誰でも出来る簡単な事を誰もしないということを
知っている事」といいます。
では基本とは何か?
それは、「勉強」することだと思います。あまり使いたくありませ
んが、「努力」ともいえるでしょう。
美容室で伸びていないところ(一時的に伸びるのも同じ)程、不勉
強です。自分の出来る事や得意な事(技術)しかやりません。
本格的に接客について真剣に考えている一般美容室(個人経営)は、
殆どないと思います。
あるとすれば、大型低料金チェーン店です。一般美容室からすると、
結構見下していたりするところです。
でも現実は、その下に見ている所に、お客を奪われている。なんと
も皮肉なものですね。
確かに料金的な差からお客が流れているのもわかりますが、確実に
言えるのは、接客の在り方が全く違います。
面白いもので、高級店に行くお客というのは、割とクレームを言い
ません。ですが、低料金のお店に行くお客程、クレームを言います。
「安いから、手を抜いてるんじゃないか!!」って感じでね。
それを“出来る”経営者は理解しているので、しっかりと接客につ
いて、スタッフに勉強させます。
接客の“せ”の字も理解していない、しかも技術が上手けりゃ儲け
る思考の一般美容室が、お客を奪われるもの当然です。
美容室は「技術を競争する商売ではない」のです。
基本の徹底で「笑顔」があると思います。それは、態度・雰囲気と
いったものです。
「笑顔」といったほんと誰でも出来る簡単なことですが、誰も力を
いれてやろうとはしませんね。
でも不思議と伸びている所ほど、笑顔あり、活気があって雰囲気が
いいのです。
売上がいいから雰囲気がいいのではなく、雰囲気がいいから売上が
いいのだと思います。
永井孝尚さん「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」
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