斜に構えても何にもならない
いつものことですが、営業先で美容室のオーナーさんと話していた
ら、そのオーナーさんは、ヘアカラー専門店について、全くと言っ
ていいほど無知でした。この手の方は、テレビで美容に関すること
が取り上げられていても全く見ていなかったりします。別にテレビ
を見ろと言いたいのでは、ありません。あしからず。
オーナーさん曰く「そういうところに行く人はそういう人だから」
と言われておりました。
いやいや、どういう人よ?って思いますよ。斜に構えても何にもな
らんのです。
こういう風に斜に構えた時点で、その人の負けです。
何故、その見下すヘアカラー専門店にお客が行くのかを、もっと知
ろうとしないのかが、私は不思議でたまりません。
何事も学びのチャンスと思って、自分の店に何か取り入れることは
ないかと考えたほうがいいに決まったいるのに。
確かに自分のお店に誇りを持つことは、大切な事です。
誇りを持ってやることと同じくらいに大切な事であると私は考えて
いることがあります。
それは、“知らないこと”イコール“致命傷”です。
知っていれば、対処はできますが、知らなければ、何の対処のしよ
うもありません。
物事というのは、判断して決断をするわけです。決断力とは、即ち、
判断力でもあります。
となると、判断力とは何か?
それは、物事をあらゆる角度から、整理して把握することです。
整理して把握しなければ、判断なんてできず、もちろん決断するこ
となんてできやしません。
把握していなければ、感情で判断して、決断するだけです。
そんな感情で判断したものが、上手くいくとは思いませんね。
こういうオーナーさんに限ってよく言うのが、良い技術を提供する
ことが大事的な発想しかありません。
いいモノやサービスを作れば、勝手に人が集まってくると心底思い
込んでいるのです。
何度も言いますが、勝手に人が集まってくることは絶対にあり得ま
せん。
商品を、自分以外の他人に伝えてこそ、やっとその良さというもの
が伝わるのです。
つまりは、自分も含めて商品を売り込むという「営業力」が不可欠
なのです。
斜に構えることの無意味さを、ホリエモンも「炎上される者になれ!」
で書いています。「嫉妬したら、負け」だと。
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