日本人の「趣味離れ」


あなたの趣味は何ですか?と聞かれて、あなたは何と答えますか?
私は、ギターですね。ギターに限らず、楽器の演奏が趣味という人
も結構多いと思います。もちろん、スポーツ、ゲームとあらゆるも
のが趣味であるとも言えます。


日本人の趣味について以下の記事を紹介します。


「無趣味になっていく日本人」の実態と背景事情
 消えていく多数の趣味、浮上する3つの趣味
 https://toyokeizai.net/articles/-/265582

以下に一部を引用

『「読書」や「映画鑑賞」、「音楽鑑賞」、「ショッピング」、
「国内旅行」は、20年間変動はあれども上位をキープ。特に「映画
鑑賞」は、2018年に唯一30%を超えた項目でした。『カメラを止め
るな!』や『ボヘミアン・ラプソディ』など話題を呼んだ作品も目
立つ昨今。著者の周囲には、同じ作品を何度もリピート鑑賞してい
る人もちらほらおり、趣味としての「映画鑑賞」の強さを感じさせ
ます。

ランキング全体に関して言えば、20年間でいちばんはっきりとわか
る変化は、生活者の「趣味離れ」です。

総務省「家計調査」によれば、20年ほど前、1997年の可処分所得は
49万7000円なのに対して、直近2017年では43万5000円と、87%程度
の水準に。趣味を続けたり、掘り下げていこうとすれば、どうして
もある程度お金がかかるもの。団体やサークルに入れば月謝なども
かかってくるでしょう。昨今のフトコロ事情の厳しさが、趣味を持
ちにくい・続けにくい状況を作り出している可能性は高そうです。』


「読書」「映画鑑賞」「音楽鑑賞」は、どうやら趣味の王道らしい。
趣味離れの中で健闘しているのが、「ヨガ」「モバイルゲーム」
「食べ歩き」。

趣味なんかは生活必需であるはずもないので、デフレである日本に
おいて、当然の結果として、趣味離れが起こるわけです。

余暇にカネをかけられなくなっているわけですね。統計不正問題が
起こっていて正しいデータがどうかは、私にはわかりませんが、実
質賃金と実質消費が落ち込んでいることは、紛れもない事実なわけ
で。

記事にもありますが、「1997年の可処分所得は49万7000円なのに対
して、直近2017年では43万5000円と、87%程度の水準に」とありま
す。

そうです、1997年日本で何があったか?消費税率が5%に引き上げ
られました。緊縮財政により日本がデフレに突入しました。

もちろん、まだデフレも真っ只中です。

国民の生活を豊かにするのが政治なんでしょうけども、実際にはこ
の20年以上、豊どころか貧困化していっているようです。

それでも、今年10月に消費税率は10%に引き上げるのでしょうか?


そういえば、私の趣味のギター(楽器演奏)はランク外のようです。
楽器ってカネかかりますもんね・・・


さて、趣味の王道の一つ「読書」ですが、2018年ビジネス書ベスト
セラートップ10の中に私が読んだ本が3冊入っていました。

2位
堀江貴文さん落合陽一さん「10年後の仕事図鑑」

10年後の仕事図鑑



4位
佐藤航陽さん「お金2.0」

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)



6位
岸見一郎さん古賀史健さん「嫌われる勇気」

嫌われる勇気



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