とりあえずでもいいから目標を持つ
毎日の仕事で改善するべきところが決まってくれば、後は淡々と改
善を進めていくだけです。まずは、仕事のどこを改善するべきかを
考えて、そして、“改善すると決める”ことです。「何を」「どのよ
うに」改善するかを、なるべく具体的に出すことが重要です。
仕事を改善するための、具体的な行動計画(目標)があるか。
これを仕事のみならず、自分自身の人生となるとどうでしょうか?
仕事のみにとらわれることなく、自分の人生そのものを具体的に計
画するのです。
もちろん、“気のおもむくままに”生きることも悪くありません。
旅と旅行という言葉があるように、旅であれば、綿密な計画などな
く、行きたいところを決めて、あとは行くだけ。
旅行となると、綿密に計画を立てるものです。行き当たりばったり
では、旅行は成り立ちませんからね。
目標・計画を立てたからこそ、そこに向かって成功を収めたという
人もいれば、その時々で先を見ずに、今よりちょっと先を意識して
必死に取り組んだ結果、成功を収めたという人もいるでしょう。
個人的な見解ですが、前者が「孫正義さん」で後者が「髙田明さん」
が代表例のように思えます。
結局、計画を立てる云々は、その人の好き嫌いとかスタンスの問題
なのかもしれません。
とはいうものの、何事も取り組むには「とりあえずの目標」は必要
だと思うのです。
目標がなければ、今の自分の立ち位置もはっきりしないのし、何を
どのように頑張れがいいかもわかりませんから。
タイトルが長いのですが「誰でもできるけれど、ごくわずかな人し
か実行していない成功の法則」という本をご存知でしょうか?
この本に「人生において主要な分野は次の六つである」と書いてあ
ります。
・人間関係(家族、友人、会社など)
・仕事
・健康
・精神、感情
・経済
・教育
それぞれの分野で、自分自身が変えたいもの、または向上させたい
と思うものは何でしょうか?
誰でもとりあえず全部の項目に何らかしら、変えたいものや向上さ
せたいものがあるはずです。
年収を上げたいなら「経済」、英語を身に付けたいなら「教育」、
営業成績を上げたいなら「仕事」。
自分の何を変えたいのか、まずはっきりさせることです。
それこそが、ヤルベキ具体的な行動計画(目標)というものです。
「誰でもできるけれど、
ごくわずかな人しか
実行していない成功の法則」
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