頭専門揉みほぐし店『悟空のきもち』


『悟空のきもち』はご存知でしょうか?『悟空のきもち』とは、日
本初の頭専門揉みほぐし店のことです。京都・四条河原にオープン。
2010年には大阪・心斎橋に2号店。その後、東京に進出し2013年に
表参道(現:原宿神宮店)に、2016年に銀座に展開。


以下が『悟空のきもち』ホームページになります。

悟空のきもち~本流頭ほぐし
https://goku-nokimochi.com/

私が最初にこの『悟空のきもち』を知るきっかけになったのは、堀
江貴文さんと『悟空のきもち』代表の金田淳美さんとの対談でした。


その対談が以下になります。

頭専門揉みほぐし店『悟空のきもち』代表 金田淳美が語る
“人気軸”経営とは?

http://horiemon.com/talk/57785/


滅茶苦茶簡単にいうと、「頭のマッサージ専門店」ですね。

予約は3ヶ月先まで埋まっている、超人気店のようです。


頭のマッサージをやろうとした切っ掛けは何だったのか?


今では、頭のマッサージ専門店は結構ありますが、金田さんが始め
た頃にはまったくなかったとのこと。


そこで、金田さんは「パソコンとか使う時代になって、頭が疲れる
人も多いはずなのになんで頭のマッサージの専門店がないんだろう

と考えたことが切っ掛けだったそうです。


更に、凄いのがマッサージ自体は全て独自で研究したそうです。


頭のマッサージというより「眠る体験を味わえるリラクゼーション」
が売りのようですが、何故こういう形になったのでしょうか?


金田さんは以下のように説明しています。

「頭のこりをほぐそう」「硬くなっている筋肉を柔らかくしよう」
と施術していると、多くのお客が眠ってしまう。

そして「夜もぐっすり眠れました」という感想が多く、そうしたお
客の声から「究極のリラクゼーションは睡眠ではないか」と考えて、

頭のマッサージから「眠る体験を味わえるリラクゼーション」へと
変えた
とのこと。


人気の理由も「絶頂睡眠」「爽快感」「脳の癒し」にあるようです。


私が最も興味深かったのが、代表の金田さんが元々「会計士」だっ
たことと、初めから、「経営者」になりたかったということ。

つまり、マッサージ(技術)から入ってないわけです。経営から入
っている
わけです。

だから、美容室のように技術技術していない。

あくまでもお客のニーズ(頭が疲れる人も多い)を捉え、それをな
んとかできないかとうい経営者の考え方をしている



しかしながら、最初は大変で後悔することもあり、お客も全然集ま
らなかったとのこと。


地道にチラシ配りや無料体験などをやっていきながら、それで少し
ずつ口コミで広がっていって、今に至るということです。


商品として売っているものは当然「マッサージ」だと思います。

ですが、あくまでもその商品でお客の何を満たすべきかがハッキリ
としている
ところがとても参考になりました。

前回の「ヘアケアのニーズを捉える」のヘッドスパではありません
が、『悟空のきもち』を参考にしていけば、美容室でも面白い展開
ができると思うのは自分だけでしょうか?


永井孝尚さん「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」の
第二弾が出たら『悟空のきもち』を取り上げて欲しいものです。

永井孝尚さん「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」

これ、いったいどうやったら売れるんですか? 身近な疑問からはじめるマーケティング (SB新書)



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