美容室に来店する価値を伝える


ジャパネットたかた前社長の髙田明さんは「モノを売る人間は、商
品がどんな人がどんな生活シーンで使うことで、より輝くのか。更
に、より需要を掘り起こせられるかということを常に想像をして考
えることが大切なのです」と言われています。


商品の価値は、使い方を提案することで、どんどん上がっていくの
です。

セールストークとは、いかにお客に価値を伝えることができるか。


美容室の価値、技術の価値、商品の価値というものは、伝えて知ら
せなくては、何も“無い”と同じです


価値を伝えて知ってもらわないと、「この世の中に存在しない」と
同じです



美容室に来店するお客の頭の中を私が想像するに・・・

美容室も商品も沢山あるし
どこも同じだし
今まで、どこも代わり映えしなかったし

とこんな感じではないでしょうか。


一方、美容室側は、何を考えているでしょうか?

来店してもらえば(技術をしてもらえば)、わかってくれる
商品を使ってもらえば、わかってもらえる

とこんな感じなわけです。


美容室側は、勝手にお店や技術や商品の価値を気づいてくれると思
い込み、お客側は、どこも大して変わらないと思い込んでいる。


だからこそ、来店したお客に口を開いて、価値を伝えて知らせなく
てはならないのです。


もう一度言います。

価値を伝えて知ってもらわないと、「この世の中に存在しない」と
同じです



価値を伝えて知らせるときに、注意すべきことがあります。

それは、「価値」と「知識」は別物であるということです。

技術や商品の「価値」は、技術や商品の「知識」を伝えることでは
ありません


この部分は、かなりの美容室が間違えやすいところです。

知識自慢で終わる美容室は、多いのです。

「知識」は、美容室が単に言いたい(自慢したい)ことです。

「価値」とは、お客に“云うべきこと”です。

そのためには、“云うべきこと”に気づけるかなのです。

この云うべきことは言い換えると、お客が抱えている“悩み”とも
言えます


この悩みに気づいてやれるかどうかなのです。


美容室に来店することで、お客にとってどんな価値があるかを今一
度、考えてみる必要があると思います。



さて、営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っ
ていたであろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むこ
とをお勧めします。

髙田明さん「伝えることから始めよう」

伝えることから始めよう



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