情報だけで死は防げる


日本では、科学や医療にまつわる情報が良い意味でも悪い意味でも
氾濫しています。専門家のための専門誌や論文はあっても、一般向
けとなると急にお手軽な「健康法」のような信憑性の薄いものにな
ってしまいます。


今ではその気になればネットで医学論文が読めるし、最先端技術の
情報も手に入る。

その一方で、知っていれば死ななくて済むかもしれない重要な情報
は周知されていなかったりします



科学技術が進歩すれば、人の寿命は当然延びる。

今は「人生100年時代」なんていわれていて、これからは「長生き
できる人」と「長生きできない人」に顕著にわかれていくのではな
いでしょうか。


その明暗をわけるのは、何か?

それは「情報」です。

情報を武器にしていけば「情報だけで死は防げる」と断言する人がいます。

堀江貴文さんです。

新刊「情報だけ武器にしろ」の中で「情報だけで死は防げる」につ
いて書かれている部分があります。


堀江貴文さん「情報だけ武器にしろ。」

お金や人脈、学歴はいらない! 情報だけ武器にしろ。 (ポプラ新書)





以下に引用します。

 若いうちから、健康になるための情報を獲得して実践している人は、
 長生きする確率が高くなる(もちろん、「もっともらしい健康情報」
 なんかではない)。その反対も然りだ。

 一方、よくある誤解が「お金があると長生きできる」という考え方
 だ。お金持ちの中には、大きな病気だと診断されたとき、「金はい
 くらでも出すから、絶対に治してくれ」と頼み込むような人もいる
 と聞く。

 だが、健康については「お金で買えない」というのが実際のところ
 なのだ


 もちろん、保険のきかないような高額治療を受けたり、自分一人の
 個室に入って快適な入院生活を送ったりすることは、お金さえあれ
 ばいくらでもでも可能だろう。

 けれども、お金の力だけで根治できない病気は、残念ながら存在す
 る


 だから、長生きをしようと思ったら、健康にまつわる正しい情報を
 手に入れて、それらを実践していけばいい。

 体が健康なうちからメンテナンスをして、トラブルの芽を摘み、整
 えていく「医療」の形


 それを「予防医学」と呼ぶ。

 この「予防医学」をどれだけ意識したか、実践したかで、寿命は確
 実に変わる。


 予防医学にコミットをするのは、若いときから始めるほどいい。

 20代、30代、40代。「体にまつわる悩み」なんて、まだない時期か
 ら少しずつ始めれば、勝負は断然有利になる。

 健康に気をつけて生活することには、何の弊害もない。

 むしろパフォーマンスは上がるのだから、仕事面でもプライベート
 面でもプラスにしかならない。

 昔に比べたら、最先端の「予防医学」の情報は驚くほど簡単に手に
 入る。

以上引用。


堀江貴文さんがお勧めする、すべての人に取り組んでほしい基本的
な事柄を以下に紹介します。


以下に引用します。

 ♦働き方を見直し、改善する

 ♦毎日良質な睡眠をとる

 ♦タバコは万病のもと。喫煙習慣がある場合は、さっさと禁煙する

 ♦高血圧、糖尿病、悪玉コレステロール、不整脈を遠ざける

 ♦若くても脳卒中のリスクはある。脳卒中の初期症状を頭に入れて、
  見逃さないようにする

 ♦健康診断は毎年きちんと受ける

 ♦予防できるがんは、予防する

 ♦脳卒中や心疾患を引き起こす歯周病は徹底的に防ぐ

以上引用。


予防医学にまつわる最先端の情報が知りたい人には、以下がお勧め
です。

堀江貴文さん「健康の結論」

健康の結論



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