営業で嫌われないは初歩の初歩
営業マンとして人(お客)と、どのように付き合っていくか。接客
業をされている人にも当然当てははまる話になるのですが、それは
何かと言うと、いかに人から嫌われないかです。嫌われてしまって
は身も蓋もありませんので。
嫌われないようにするには、どうすればいいのか?
どんな人間でも、実は人から“好かれたい”と思う心があります。
だから、好かれたいという思う心が強いために、アベコベの事をし
てしまうのです。
“好かれたい”や“良く思われたい”がネックになります。
所謂、承認欲求というやつです。
この承認欲求が強い人は、自分が嫌いな人に、残酷な事をします。
残酷な事というのは、立場が上の場合であれば、イジメたりします。
上下関係ではつきものですね。
「あなたのことを思って言っている」と言いつつイジメる。
逆に、立場が逆転すると、今度は、ゴマスリをやりだす。
やっている行動は違うのですが、本質的に、中身が同じなので、出
てくる行動が違うだけです。
イジメることもゴマをするのも、同じと言えます。
人は無意識で、人から好かれたいと思っています。
もっと言えば、人から好かれていると思い込んでいたりします。
だから、営業する時に上手くいくコツではないのだけれど、殆ど嫌
われていると思って、相手に接していくことが大事かと思います。
相手に嫌われないようにするというのは、初歩の初歩です。
嫌われたくないとい思いも実は、承認欲求だったりします。
まずは、嫌われないようにするところから入っていくのが、営業マ
ンとしてはいいかもです。
人は、他人に好かれたい。しかし、自分の思い通りにならないと嫌
われる行為をやってしまうのです。
だから、嫌われる行動はしない事です。
たとえば、「文句」があります。
誰でも、文句を言うのは好きです。だから、相手に文句を言わなけ
れば嫌われません。
逆に、文句を言われるのは誰だって嫌いです。だから今度は、文句
を相手に言わせると嫌われることはありません。
相手に嫌われないようにするというのは初歩といいましたが、それ
を超えてやっていくと、嫌われてもいい、つまり、相手からどうの
ように思われてもいいとなっていきます。
ですが、これらの事も全て相手に良くなってもらおう、利益をもた
らせてあげようという目標があって初めて成立するのです。
以上のような事を克服していかないと、営業は上達しません。
美容室でも接客があるので、全く同じことが言えるのです。
今回登場した「承認欲求」ですが、以下が参考になります。
岸見一郎さん古賀史健さん「嫌われる勇気」
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営業マン、接客業、人付き合いで悩んでいる人にはもってこいの内
容ですので、是非読んでみて下さい。
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