ホリエモンロケットから学んだ事


仕事でも勉強でも楽器でもスポーツでも、言ってしまえば何でもそ
うでしょうけど、ある程度の結果や成績を出したり、残すには、そ
れは、努力するしかないわけです。他人と比べる必要はないでしょ
うが、他人よりも何倍もやらないといけないわけです。


ですが、そこで問題なのが、結果をすぐに求めるということです。

結果はそんなに簡単には出ません。毎日コツコツ淡々と継続するし
かないわけです。

つまり、結果が出るには「時間がかかる」ということです。


竹の成長の話をご存知でしょうか?


竹の成長の仕方は驚異的なんですね。

種をまいて水と肥料をやっても、最初の一年は芽を出さない。二年
目、三年目、四年目も同様です。

いくら忍耐強く水と肥料をやっても、いっこうに芽を出さない。

しかし、五年目に入るとようやく努力が報われる。

6週間でなんと約30メートルの高さにまで急成長を遂げます


人生も竹の成長とたいへんよく似ているよ」とある人から教えて
 もらいました。

つまり、いくら努力を積み重ねても、最初のうちはなかなか芽が出
ない
ということです。

しかし、長期間、忍耐強く努力しているうちに奇跡が起こる

すぐに芽が出ないかといって落胆してはいけません。

忍耐力があれば、やがて成功するということなんです。


忍耐力であり、「粘り」なんじゃないでしょうか。そこには、情熱、
熱意、気迫、何が何でもという思いがあるからこそです


ただ、その心理的なものは目には見えないものですよね。

でも、そのような思いのある人間は、とにかく淡々と毎日継続して
います。努力を。

いつまで続けるかとうと、それは結果が出るまで。

そしてまた次に結果が出るまで、続ける。この連続だと思う。


何故こんな事を書くかと言えば、私の大好きなホリエモンのロケッ
トが打ち上げ成功したからです。


ホリエモンロケット、打ち上げ成功 民間単独で国内初

『元ライブドア社長で実業家の堀江貴文さんが出資する宇宙ベンチ
 ャー、インターステラテクノロジズ(IST)の小型ロケット
 「MO(モ)MO(モ)」3号機が4日午前5時45分、北海道
 大樹町から打ち上げられた。ロケットは数分後、民間単独のロケ
 ットとして国内で初めて高度100キロの宇宙空間に到達。
 打ち上げは成功した。機体は太平洋上に着水した。

 堀江さんはツイッターに「宇宙は遠かったけど、なんとか到達し
 ました。高度約113km」と投稿した。(後略)』


そして堀江貴文さん自身が更新したブログがまた最高でした。


ホリエモンが明かすロケット打ち上げ成功までの軌跡
「正直あの時彼を説得していなかったらと思うとゾッとする」


『MOMO-F3の打ち上げ成功からひと段落した。とはいえ資金調達お
 よびPRが主な役割の私からすればむしろこれからが忙しくなる

 現場チームの頑張りを次の資金に変えていかなければならない。
 宇宙先進国のアメリカには宇宙へ到達できずに倒産の憂き目に遭
 った会社は山の様にある。CGベンチャーと揶揄されたりもする。

 (中略)

 ホリエモンは資金を出してるだけで何もしてない、とか悪意のあ
 る言葉に傷つくこともあるが一度は社員数千人の上場企業を経営
 していた身。資金調達や技術者中心のチームビルディングはむし
 ろ本職だし、PR力もある。私が現場でネジを締めるのはむしろ
 本末転倒
であり、ベンチャー企業は適材適所で動かないと余裕が
 なくなってしまう。』


記事中に「ホリエモンは資金を出してるだけで何もしてない、とか
悪意のある言葉に傷つくこともある
」とありますよね。

同じ人間なわけですよ、堀江さんでも。嫌なこと言われれば傷つく
し、反論したくもなる。

余裕ぶちかましてやっているわけでもない

とにかく必死なんですよね。

しかも、このロケット事業は、何年も前から手掛けていて、ようや
く一つの結果が出たということ。

竹の成長よりも、ずっと遅い。

刑務所の中からであろうが、開発資金の調達およびPRに走り回り、
度重なる打ち上げ失敗にも負けず諦めず、熱意をもって毎日毎日取
り組んだ


そして、今回のロケット打ち上げ成功となるわけです。

なんとも男が男に惚れるという感じです。

比べるものではありませんが、自分の営業活動は足りないものだら
けだけど、それでもやれることは、とにかく目標に向かって、淡々
と努力するしかないということだと思い知らされました。

とにかく、ロケット打ち上げ最高でした。


堀江貴文さんの新刊「疑う力」



更に、こちらもどうぞ。

コメント

非公開コメント