何故ダイエットできないのか?


何故ダイエットできないのか?結論から言ってしまえば、痩せよう
と本気で思っていないし、考えていないからです。本気で痩せよう
と考えれば、「食事の節制」と「適度な運動」ということぐらいは、
誰もがわかっていることのはずです。



では、何故ダイエットできないのか?をもう少し掘り下げて考えて
みましょう。

成功をおさめるにはどうすればいいのか?

以下の言葉を聞いたことがあります。
大きな成功をおさめるには、小さな成功を何回も積み重ねるしか
 ない。成功者はそのようにして成功をおさめる。


つまり、少しずつ成功体験を積み重ねていくしかないということで
すよね。誰にでもわかります。

ダイエットの話に戻すと、たとえば、一年で10キロの減量が目標な
らば、一週間で200グラムずつ減量する
ことは決して難しくありま
せん。

あまり意志の強くない人でも、「それくらいならできるよ」と言う
でしょう。

はたして本当でしょうか?

もしそれがそんなに簡単なら、なぜ肥満に悩みダイエットに苦しむ
人がこれほど多いのでしょうか?

その理由は、なかなか目標到達しないので、ほとんどの人があきら
めてしまうからであり、殆どの人間がわずか二、三週間で10キロの
減量をしたいと思ってしまう
からです。

だから、“いかがわしい”ダイエットが流行するのです。

私が思うに本心では、殆どの人間が“いかがわしい”と気づきなが
らも、“ひょっとして”と思っているだけのような気がしてなりま
せん。

ダイエットで言えば、本当は何をすべきかくらいは、いい大人であ
れば、ちょっと考えれば分かるはずです


ところが、“ひょっとして”とか“これはいけるかもしれない”と
自分に納得させているだけだと思う。

ダイエットするには、「食事の節制」と「適度な運動」です

健康的だの医学的だの運動学的だのとうのは、すべてが後付けにす
ぎません。

とはいえ、引っかかってしまうものは、仕方がない。

ならばどうすればいいのでしょうか?

何が問題なのか、何を解決するかをハッキリさせるのです。

解決をするためには、自分の心の持ち方を根本的に変えなければな
りません



心の持ち方の根本解決って何?


そこで登場するのが、アドラー心理学です。

アドラー心理学に以下のような言葉があります。

過去の原因が「解説」になっても「解決」にはならないだろう
 (何故ならば、過去を変えることはできないから)

本来、人間は未来への「目的」により行動を自分で決めています

だから、自分の意志でいつでも自分を変えることができるのです。

このことをアドラー心理学では、「目的論」と「自己決定性」と言
います。


ダイエットするなら、「なんでこんなに太ってしまったのか?」は、
太った原因を考えることで、解説でしかありません。

いくら自分の太った解説をしたところで、1グラムも痩せることは
ありません。

原因ではなく目的が大事であり、未来の目的を自分の意志で“痩せ
る”に変えて行動するしか解決の道はありません。

“いかがわしい”ダイエットに引っかかってしまうのは、そこまで
本気で痩せようとは考えていないということです。

「あのダイエット方法やってみたけど痩せなかった」と言う人は、
何かいい方法があれば痩せると思っているだけで、本気で痩せるは
目的ではないということです。


仕事でも何でもそうですが、解説が欲しいのか、それとも解決が欲
しいのかです


解決したいならば、自分の「目的をハッキリさせろ」です。

だからこそ、目標設定は仕事においても生きる上でも大切なことな
のです。


アドラー心理学と言えば、岸見一郎さん古賀史健さん「嫌われる勇
気」は外せないでしょう。




著書「健康を食い物にするメディアたち」の朽木誠一郎さんが、真
剣に取り組んだ「現時点で医学的にもっとも確からしいダイエット
法こそが、「食事の節制」と「適度な運動」です。




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