「変化し続けることが」獺祭の社是


タイトルにあるように、本日は獺祭の話です。私自身とくにお酒が
物凄く好きというわけではありませんが、そんな私でも、獺祭は知
っております。もちろん飲んだこともあります。獺祭の味の話では
なく、純米大吟醸酒「獺祭」の蔵元、旭酒造の話をしたいのです。


何故、話したいかというと以下の記事を読んだからです。

「変化し続けることが」獺祭の社是

(前略)

国内においては、獺祭の品質管理を徹底してくれる小売店や外食店
とだけ取引をしてきたが、海外に販路が広がれば、管理のハードル
は上がる。

「最近中国で、非常に大きな売り上げを上げていた取引先との取引
を解消しました。今やインバウントも増えていて、国内と海外のお
客様がリンクする形になっており、国内外の品質に差があることは
許されません


取引先や飲食関係者に管理を徹底することを認識してもらうため、
台湾などでは、管理不足の獺祭とちゃんと管理した獺祭を飲み比べ
てもらう講習会を行いました」

(中略)

業界の常識にとらわれない挑戦の繰り返しから生まれた獺祭

こうした考えの背景にあるのが「変わり続けることが社是」という
意識だ。そもそも獺祭は、杜氏の経験や勘ではなく実証的な製造方
法、四季醸造など、業界の常識にとらわれない挑戦の繰り返しから
生まれた


(中略)

海外では、まだ日本酒は〝特異〟な飲料です。より日本酒を一般化
していくには、彼らの食文化に踏み込み、変えていく必要があると
考えたのです

実際に動いてみると「アメリカでも山田錦を作っていることが分か
ったんですよ」と、喜ぶ桜井さん。変わろうとし続けるからこそ、
新しい出会いや発見があり、たとえ、失敗や困難にぶつかっても良
い経験ととらえられる。

そうした積み重ねが、今年よりもまた来年と獺祭をより美味しくす
るための糧になる。獺祭の挑戦は、変化し続けることの大切さを改
めて教えてくれている。

以上引用。


いやぁ~素晴らしい姿勢ですよね。見習いたいものです。

私の率直な感想は、「ただ売れればいい」「ただ儲かればいい」は
ダメだということ。


しっかりと、ビジョンというか理念、理想がしっかりとあることが
大事だと思います。

もちろん民間企業ですから、利益が出なければ話になりません。

ですが、利益や儲けを第一に持ってきてはならない。

「金儲けが目的で会社を起こしても上手くいかない」という話は、
名経営者、名実業家の方々も口を揃えて言っていますよね。

とはいうものの、獺祭にしてもそうですが、しっかりと利益も出て
いるわけです。そこが凄いですよね。

儲けた金で何をスベキカがしっかりと分かっているのでしょうね。

ただ儲けたいのであれば、その儲けた金の使い道は、何もなかった
り、自分のために使ったりする。

そうではなくて、会社、事業、更には、世の中のためにカネをドン
ドン使っている。

先頃の堀江貴文さんのロケット打ち上げ成功の話ではありませんが、
自身もライブドア時代から試行錯誤しながら私財60億円以上を投資
し、たどり着いたと感慨深げに語っています。

以下参考までにどうぞ。

私財60億円以上投資 ホリエモンロケット成功受け会見


なんでもそうでしょうが、要は“使い方”なんでしょうね


元々、獺祭を知ったのは、知り合いの居酒屋に行って紹介されたの
がきっかけでした。

なんか甘くて美味しいお酒だなぁ~と。

それから、何で知ったかも曖昧ですが、獺祭は、杜氏の経験や勘で
はなく実証的な製造方法、四季醸造など、業界の常識にとらわれな
い挑戦の繰り返しから生まれた
ことを知りました。

「杜氏って何?」って感じでしたので、日本酒に対する知識なんて
ほとんどなかったですね。

で、ちょっと調べて酒造りには杜氏の存在が不可欠だと・・・

ところが、杜氏の経験や勘の世界がちゃんとデジタル化、数値化で
きるんだということを知ることができたのは、大きな衝撃でした


このことは、今、日本で「匠の技」や「職人の技」が、後継者不足
で受け継がれないかもしれない問題も解決できる
ということですよ
ね!?

実際に、経験や勘は、デジタル化、数値化が可能だということの証
ですよね。

今まで、旭酒造社長の桜井一宏さん以外に、杜氏の技術を数値化、
デジタル化をしようと考えた人間はいなかったわけです。

ましてや、酒造りに携わる殆どの人間は杜氏抜きの酒造りに対して
「そんなのは無理に決まってる」という思い込みというか、それが
常識だったわけです。

常識を疑い、獺祭の社是である「変化し続けること」に徹した結果
が、獺祭を生んだ
のでしょう。

素晴らしいです。


堀江貴文さんの「疑う力」にも獺祭の話が登場しています。そちら
も合わせて読みたいところです。

堀江貴文さん曰く「すぐれた「職人技」のほとんどがデジタル化で
きる
」とのこと。





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