経営者はリスクが高い!?
堀江貴文さんのYouTubeチェンネルでは、様々な内容を配信している
のですが、個人的には、メルマガ「堀江貴文のブログでは言えない
話」からの大人気コーナーQ&Aを映像化した、ホリエモンのQ&Aを
よく見ています。
メルマガ読者からの質問に堀江貴文さんご自身が答える動画なので
すが、今回はゲストに箕輪厚介さんを迎えて質問に答えています。
早速その動画ですが、以下になります。
堀江貴文のQ&A「経営者はリスクが高い!?」〜vol.1128〜
https://youtu.be/IJYUKnR5qU4
(質問)
会社やお店の経営者と、オンラインサロンの主催者どちらも人の上
に立って引っ張って行くという立場だと思いますが、これら2つの
立場に関して、堀江さんが思う「共通する点」と、逆に「共通して
ない」点をそれぞれ教えて下さい。
(堀江さんの答え)
特に大きく変わるとは思えないです。
動画の中から私が印象に残ったコメントをいくつか紹介します。
堀江貴文さんのコメント
「旧来型の会社経営が現代に合わなくなったから変えただけ」
「株式会社にすると従業員の雇用責任が発生する」
「お金を払って雇っているのに、パワハラ、セクハラの問題が最近
になって出てきて、面倒くさい」
「働き手をお金で買っているのにリスクが大きすぎる」
「なんで金払って、しかもそこにパワハラとか言われるリスクを抱
えながらなんでやらなきゃいけないんだろう」
「お金払って雇っている方が立場が弱い」
「リスクもあるし立場も弱い」
箕輪厚介さんのコメント
「会社の経営者は利益重視」
「オンラインサロンは楽しさ重視」
「サロンオーナーをある程度の規模でやると今の社長の気持ちが知
れない」
「給料払って、給料分もペイしない人間が、その給料で居酒屋に行
って社長の悪口を言っている」
「サロンならモチベーションのない人は勝手に辞める」
「サロンならモチベーションコントロールみたいな社長や上司がや
るべき無意味な仕事がなくなる」
どれもこれも、従業員、雇われる側からしか、ものを考えることが
出来ない人には理解できないものばかりだと思います。
私も以前、堀江さんが、なんでライブドアのような会社を創らない
のかと疑問に思っていました。
その一つの答えが、この動画にありました。
「旧来型の会社経営が現代に合わなくなったから変えただけ」
ということでしょう。
それから、別のところでも発言されていましたが、「会社経営は一
回やったから、もう飽きた」とも。
以上のようなコメントは、実際に何千人規模の会社経営をしてみな
ければわからないのでしょう。
ですが、ご本人としては、やっていることは変わらずに、ただ時代
に適してやり方をやっているだけだということ。
時代の変化に自分の働き方や経営までも変化させているだけ。
改めて思いますが、経営者って大変ですよね。
二人のコメントで、とくに印象深かったのが、箕輪さんの「給料払
って、給料分もペイしない人間が、その給料で居酒屋に行って社長
の悪口を言っている」ですね。
社長からしたら、ほんと「何様のつもりだよっ!」です。
しかも、こういう悪口をいう輩に限って、仕事やっているつもりが
多いように思えます。しかも、直接は何も言えない。
せっかく、仕事するんだから、会社をいい方向に行かせるように、
何か一つでも自分にやれないかと考えればいいのですがね。
でも、このような考え方をする人間は、既に自分で会社をやってい
そうですもんね。
つまり、何を言いたいかといえば、最近の労働環境の動きを見てい
ても思いますが、会社にとって“いらない人間”が多いということ
です。
自分では、「会社にとっては必要な人間」と思っていても、会社っ
て回っていくんです、そんな人間が一人辞めたとしても。
よく公務員の仕事を、「1人で出来ることを10人でやっている」っ
て言ったりしますけど、民間企業も似たようなもんです。
ですから、社員全体の1割位ぐらいがいれば、いいのかと思います。
会社にとってムダな仕事が多いし、また、ムダな仕事というか雑用
をつくる人間もいたりします。
それを考えると、リストラも終身雇用限界も起こりべくして起こっ
ているわけです。
「自分がいなければ、仕事が回らない」なんて傲り高ぶらずに、自
分にしかできない仕事を淡々とやっていくしかありません。
堀江貴文さん「多動力」
箕輪厚介さん「死ぬこと以外かすり傷」
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