数学は面白い


STEM教育Scicence(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、
Mathematics(数学)の頭文字を組み合わせた、科学、数学領域に重点
をおいた教育のこと。2000年代に、科学技術開発の競争力向上という
国家戦略の観点から米国で取り入れられた教育モデル。近年日本でも
注目を集めています。


STEM教育が注目を集めているようです。いわゆる理系科目です。

日本では、とくに普通科高校では理系と文系に区別して、教科も選
択できるようになります(今はどうかは?あくまでも自分の頃)。

私の高校時代(約30年前)の話ですが、理系を選択すると、一年生
が数学Ⅰ、二年生が基礎・解析と代数・幾何、三年生が微分・積分
と確率・統計
でした(数学の場合)。

文系の数学は、文系ではなかったので分かりません。

教わる内容が、高校からは意外に違ってくるもんです。


私の周りでも「数学は苦手だった」という話を聞きます。

私は割と数学は得意ではありませんでしたが、「好き」でした。

学校で教わる科目は、社会に出ると直接的には関係がないように思
えます。

ですが、実際には、その数学を利用してあらゆる科学技術が成り立
っているということも事実なわけです。だからこそのSTEM教育

のでしょう。

STEM教育ではありませんが、数学の学びについて堀江貴文さんの
YouTubeチェンネルで取り上げていましたので紹介したいと思います。

メルマガ読者からの質問に堀江貴文さんご自身が答える動画なので
すが、今回のゲストはヨビノリたくみ先生を迎えて質問に答えてい
ます。


その動画ですが、以下になります。

数学を学ぶことのメリットとその魅力
【ヨビノリたくみ×堀江貴文】



https://youtu.be/9YrPicqGGL0

(質問)
イーロン・マスクをはじめとした一流の経営者の多くが数学や物理
を勉強することを若者に勧めていますが、『ドラゴン堀江』で数学
にハマっている堀江さんの姿を見て、堀江さん自身が考える「数学
を学ぶことのメリットや魅力」をお聞きしたくなりました。ご回答
お願い致します。


(堀江さんの答え)
科学技術は数学をベースに発展してきているので、世の中の見方が
磨りガラスを見ているような状態から目を見開いたようなクリアな
見え方に変わる



動画の中から印象に残ったコメントをいくつか紹介します。


堀江貴文さんのコメント

「そうなるやつは成るし、ならないやつは成らない」

「モテるというよりはネタに使える」

「円周率は3.05より大きいことを証明せよ」

「証明の手順をまず考えさせる」

「円よりも小さい図形で計算できそうなものを想像してみて」

「正方形の面積ってどうやって計算する?!」

(数学や物理が)そういうのがすごく使われているが、わかんな
 いだよね、みんな


「(世の中の物理現象的なものに)二乗とかよく出てくるよね」

「E=mc2」


ヨビノリたくみ先生のコメント

「飲み会の場で数学できればめちゃくちゃモテる?!」

「ドップラー効果(近づいてくると音が高く聞こえる 離れると低
 く聞こえる)」

「高校の物理の授業ではドップラー効果を数式でやる」

数学を勉強する=・物事の本質を見抜く作業に似ている
         共通点を探す

「制動距離は自動車の速度の二乗に比例」

「バネは自然長からの伸びに比例して力が加わる(F=kx)」

「物事を知っていることは会話の質を上げて楽しめる」

今までの知識が繋がる瞬間は微積まで行くとかなり有る



この動画を見て私は以下のツイートをしました。




数学につきものなのが公式です。しかも、丸暗記しなければなりま
せん。私もよく暗記したものです。

高校生の頃、私は、大学受験ラジオ講座を聞いていました。

ちなみに当時、聞いていた先生は、宮崎尊(英語)、御園和夫 (英
語)、寺田文行 (数学)、長岡亮介(数学)、木谷喜美枝(国語)、
林省之介(古文)といった方々。

この中で好きだったのが、長岡先生でした。

何が好きだったかというと、数学の公式を導く講座が多かったから
です。


公式を暗記するという概念しかなかった私は、かなりの衝撃をうけ
ました


公式って自分で導きだせるんだ」ってちょっとした感動があり、
公式を導いていく過程がもの凄く好きでした


その事実を知ってから、益々数学が好きな科目になりました。

当然、公式を導くような問題は、直接テストで点数を取れるような
ものではありません。

人によっては、点数を上げていく感覚が好きな人もいるでしょうし、
私のように一つ一つの謎が解けていく感覚が好きな人もいるはず。

どちらが良いとか悪いとかの話ではなくて、人それぞれに学びの心
が動くポイントが違う
ということです。

数学の面白さをどこで感じるかは人それぞれでしょう。

ですから、私のように「公式を導き出す」事が勉強する中であると、
勉強をする楽しみも出るし、ハマっていく切っ掛けにもなると思い
ます。

その切っ掛けだったのが、ラジオ講座であり、長岡先生でした。

高校の数学の教師でなかったのが残念ですが・・・


堀江貴文さん「多動力」




たくみ先生「難しい数式はまったくわかりませんが、微分積分を教
えてください!」




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