サラリーマンでも稼ぐ意識をもつ
人生の中で、仕事はもっとも多くの時間を投じるもののひとつです。
結局、人生とは、「時間をいかに使ったか」という結果であります。
どのような時間の使い方をすればいいのかを考えることが、それも
また人生です。
最近の労働環境の変化をまとめると以下のようになります。
・働き方改革による残業規制
・副業推進
・45歳以上早期退職・希望退職者募集
・低賃金労働者不足による改正出入国管理法開始
・終身雇用の限界
この流れになると、否が応でも働き方の変化を求められます。
団塊ジュニア世代の私には、この流れは、働き方という形より、今
まで常識とされてきた、モノの見方、考え方に対する「価値観」の
変化を求められているわけです。
価値観として、「労働」と「お金」と「時間」について考え直さな
ければなりません。
以上のことについては、堀江貴文さんの著書で度々語られていた部
分でした。
どの著書というわけではなくて、殆どの著書で指摘していました。
私自身、事あるごとに本を読み返しては、どうやっていくかを明確
にしていきました。
どうこうことかというと、多くのサラリーマンは、自らの「労働」
をお金に換えているのではなく、そこに費やす「時間」をお金に換
えているということです。
労働の対価としてお金を受け取っているのではなくて、あくまでも
自分の「時間」を会社に差し出すことでお金をもらっているという
いうことに気づかなければなりません。
とりあえず定時に出社して、とりあえず昼食を30分ですませ、今ま
では、大して忙しくもないのにサービス残業していた。
自らの大切な「時間」を差し出すことによって、やる気やがんばり
をアピールし、給料をもらっている。
もし時間が無尽蔵に湧き出るのであれば、それでなんの問題もあり
ません。好きなだけ時間を差し出せばいい。
しかし、「時間とは有限なもの」なのです。
年齢や性別、貧富の差などに関係なく、どんな人にも1日24時間し
か与えられていないし、1年は365日しかない。
自分の時間を差し出しておけば、月末には給料が振り込まれる。
そんなものは仕事ではないし、働いていても楽しくない。
たとえサラリーマンであっても、自らの給料を「稼ぐ」意識をもた
なければならない。
そして積極的に稼いでいくためには、自分は「時間」以外のなにを
提供できるか、もっと真剣に考えなければならない。
これからの時代、時間以外に提供可能なリソースを持っていない人、
給料を漫然と「もらう」だけの人は、ほどなく淘汰されていく。
給料を「もらう」時代は、もう終わったのです。
会社において自らが「稼ぐ」という意識をもつこと。
私であれば、「美容メーカーの営業マンの仕事って一体何なのか?」
の意識を変えなければなりません。
商品説明は、今はスマホで見れるし、集金も振り込み、配達も配送
業者に依頼すれば済む。
ならば「美容室にいかに利益をもたらすか」を実践し、自らの会社
の商品も売れるようにするしかありません。
その為に実践しているのが、「美容室を伸ばすための勉強会」です。
その前に自分自身が伸びるための勉強をしなければなりません。
常に勉強しない人間は、これから淘汰されていくのです。
さて、本日の内容を気づかせてくれた堀江貴文さんの本を二冊ご紹
介します。
「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」
「ゼロ」
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