プライドが傷つくのを恐れない


営業で回る場合、私の場合は二通りあります。既存店と新規店への
営業です。今回は、新規飛び込み営業についてちょっと考えてみま
した。新規飛び込みを自ら進んでやりたいと思う人なんて誰一人い
ないと思います。とくにサラリーマンであればそうでしょう。


自らが起業して、新規のお客の確保のために営業で回るのと、会社
からやらされて営業で回るのでは、天と地ほどの差があります。


その差とは何なのか?

これは能力の差ではありません(まったくゼロとは言いませんが)。

簡単にいうと「モチベーションの差」です。


ですから、モチベーションを上げるために人間はあらゆる方法を採
るものです。

書店に並ぶ自己啓発関係や営業関係の書籍の多さがそれを証明して
いると私は考えています。

と言いつつ、私自身もそのことに触れているわけですが・・・


では、何故モチベーションが上がらないのか?

答えは簡単で、営業で決まらない、成果が簡単に出ないからです


原因は、決まらない。
解決策は、決める、成果を出すこと。



結局は、「いかに結果を出すか」になります。

「結果をいかに出すかが大事だ」なんてことなど、営業経験のある
サラリーマンならば百も承知でしょう


「結果が出ないから困ってるんだ」という声が聞こえてきそうです。

もちろん私も全くの同意見です。


結果を出さなければならないことは、頭では理解しているのですが、
実際に体が思うように動いてくれない


とくにトークがグダグダです。

人によっては、朝30分程度ロープレをしてから営業に回っていると
いう方もいるでしょう。

しかしながら、このロープレさえもあくまでも“形”なので、いく
らやっても無駄
です。

つまり、“中身”がなければ。

中身とは、「絶対に結果を出してやるという気持ち」ですね。


形と中身は、常に一体化します


形をマネすることを否定するつもりはありませんが、いくら形をマ
ネしても中身が伴わなければ意味がありません


ですが、中身が大事だ的な事を言われても、何をどのようにやって
いけばいいか分からないことも沢山あります。

要は、バランスの問題で、最初は形から入っていくのは、全然アリ
です。


営業成績の良い人のマネは積極的に取り入れていくべきです。

誰だって最初は、マネから入るものです。

徹底的にマネすることで、その人の個性が出てきます


同じ話を同じようにやっても、同じようにはならないものです。


ちょっと話が変わりますが、ギターのコピーなんかがそうです。

古いかもしれませんが、ギターのコピーをするならDeep Purpleの
「Burn」は外せないでしょう。

これを現在の有名なギタリストの方々が演奏されていますが、有名
になればなるほど、「Burn」を弾いてもその人の演奏になってしま
います。

私の大好きな、Eddie Van Halenなんかは、彼の曲以外であっても、す
べて彼の音になってしまいます。

ですが、そんな彼でも初めは誰かのマネ(コピー)からギターを弾
き始めています。


そして、このような作業を続けられる人は、きっと営業成績を残せ
るはずです


何故ならば、マネしようという気持ちがあるからです。


あくまでも形の問題ではなくて、中身の問題を解決しなければなり
ません



中身の重要な問題とは何か?


それは、新規店へ営業に行きたくない、新規飛び込みをやりたくな
いということ
です。


では何故、行きたくない、やりたくないのか?


プライドが高く、自意識過剰だからです


成功できないことを恐れて飛び込みを避けてしまいます。

実際は、成功できなくても元々がお客ではないので、営業で断られ
ても、依然としてお客でないままなだけなのです


実は、何も失っていないのです。


でも何か失っているような・・・

失ったものは、自分の「プライドが傷ついた」ことです。


この「プライドと自意識」ほど厄介なものはありません。

私が意識的に考えるようにしていることが、「実際に私のことをそ
んなに注目している人は、いない
」ということです


多くの人は、自分以外のことになんの関心もありません

結局、他人のことなんて、誰も気にしていないのです。

それなのに、たいていの人は有名人でもなんでもないのに、自分が
世間から注目されていると思い込んでいます


本当は有名人ですら、誰も注目もしていないのに。



まとめ

☑ 失敗を恐れず、新規飛び込みをやろう

☑ 失うものなど何もない

☑ 誰もあなたのことなんて気にしていない



堀江貴文さんの「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」で
は、本日のような内容が満載です。

仕事でもプライベートでも、何となく行き詰っていると感じるなら
ば、一読をお勧めします。私もかなりラクになりましたから。




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