売れない人の特徴
「○○があれば出来る」という人は、結局は何も出来ない人です。
この○○に入るのは、お金・時間・才能・やり方等々挙げたら切り
がありません。つまり、自分以外の何かに頼るという考え方です。
営業の世界で「○○があったら売れる」と言う人がいます。
たとえば、この○○に入るのが“見本(サンプル)“があります。
サンプルや見本があれば売れると考えるのは、売れな営業マンにな
ればなるほどそう考えます。
じゃあ実際にサンプルを持たせて売れるのか?
まったく売れません。
サンプルがあったとしても使う側からしてみると、そもそも使い方
が分からなかったりします。
美容材料なんかはとくにそうで、「食べてみて美味しかったら買っ
て下さい」といった試食とは訳が違うのです。
化粧品営業のトップの人、またはトップになる人は、最も高価な化
粧品を使っている人が多いといいます。
自社の商品に惚れこんでいる人こそが、その価値が分かり、そして
価値を伝えることができるのです。
メーカーの営業マンであっても自社商品を使わない人も多くいるよ
うです。
私が知る限りでは、自社商品を使わずにトップセールスになった人
はいません。
自らが試してみて、自分で味わってこそ、その商品の価値が相手に
伝わるというものです。
他人やモノ、更には会社に頼っていては、絶対に売れません。
「○○があったら売れる」これは売れない人の考え方の特徴です。
売れない人は、自分を磨いていこうとしません。自分に投資するこ
とも出来ません。
売れない人は、他人や会社の投資をあてにしたり利用したりするこ
としか考えていません。
自己投資出来ない人に営業は無理でしょう。
営業は、自分が向いた方向にしか相手を向かせることは出来ません。
自己投資出来ない人に相手に投資(買ってもらう)をさせることは
到底無理な話です。
さて、営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っ
ていたであろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むこ
とをお勧めします。
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