これからの美容の進路
理美容業界では、2014年度から売上高は、ほぼ横バイのようです。
しかし、2008年には売上高は2兆3千億台ありました。つまり、毎
年微減を続けているのです。
しかも問題なのは、店舗数です。
理・美容室合わせると、平成に入ってから店舗数は、順調(?)に
増加しています。
細かく見ると、理容室は1998年をピークに減少傾向です。
店舗数と売上高が反比例状態なのです。
つまり、減少する売上を増加する店舗数で奪い合っているのです。
過去の大忙し美容室も、大型低料金チェーン店、所謂安売り美容室
の台頭により苦戦をしいられているのがよく分かります。
これは、まさしく美容室の2極化が進んでいる証拠です。
当ブログでは、以前にも美容室の2極化は取り上げています。
参考までにどうぞ。
「美容室の2極化進む!?」
「2018年度の理美容市場」
美容の技術で“売ってきた”美容室でさえ、マープ増毛法等、この
ような事をやらざるを得ない状況になってきています。
もちろんコレだけでは、到底商売にはなりません。
それどころか、名折れにもつながりかねません。
このままでは、技術の安売り競争が激化して、個人経営美容室は、
一体何をしてよいのか分からず、様々なモノやサービスに手を出し
て失敗することになるでしょう。
もしくは、ノウハウもないのに技術の安売りに手を出して、それも
やがてダメになる。
一方、安売り美容室も同様に、安売り合戦が始まり共倒れ!?
しかし、王道をいく美容室は、しっかりと生き残ると思います。
ですから、今こそ真心とお客様の髪の毛、地肌、頭皮、薄毛等々。
そのようなお客様の悩みをいかに解決・改善できるかという、ごく
当たり前である、“王道”で勝負していくしか道はないと思います。
と書いてきましたが・・・
実は本日の内容の殆どが、約4年前のものです。
当時の私の上司が言っていたものを書き起こしてみました。
中々どうして、その殆どがその通りになっています。
以前の私であれば、「なんでこんな事が分かるんだろう?」と不思
議に思っていましたが、今であればハッキリと分かります。
それは、「たった一軒の美容室をいかに伸ばすか」を真剣に自分の
頭で考えれば、自ずといろんなアイデアが浮かび上がってきます。
「たった一軒の美容室をいかに伸ばすか」を実現するために必要な
ものの一つが、間違いなく「情報」です。
情報を自分で取りに行って、その情報をもとにしていかに行動して
いくかです。
堀江貴文さんではありませんが、「情報だけ武器にしろ。」です。
今回の記事にあるように、これからも業界に関係なく、仕事の在り
方が変わっていくでしょう。
そのような内容の本を以下に紹介します。是非読んでみてください。
堀江貴文さん「僕たちはもう働かなくていい」
加谷珪一さん「ポスト新産業革命 「人口減少」×「AI」が変える
経済と仕事の教科書」
【関連記事】
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「ヘアケアのニーズを捉える」
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