コミュニケーション能力を磨くには?


美容室でスタイルブックを出されて、その通りのスタイルになると
は、お客は思っていません(美容師は気づてない)。そこで、躍起
になって技術を施しても、お客が納得しなければ、全く意味があり
ません。


そこで、黙って技術をやるより、お客に「一言添える」ことが大事
なのです。

どういうことかと言うと、「このスタイル通りには、確かに難しい
ですが、80~90%近づくことが出来ます」と一言添える
のです。


何事でもそうですが、“一言付け加える”ことが大事。


美容室が失敗するのは、技術よりもコミュニケーション不足です。


人と人との付き合い方の問題であり、美容室はコミュニケーション
が今以上に求められます。



堀江貴文さんではありませんが「人間のコミュニケーションが価値
そのものであるような仕事
」にこそ価値が出てくるのです



もちろん業界は違うのですが、堀江貴文さんの「グルメ多動力」で
は、飲食店においても必要なのは「コミュニケーション能力」と言
っています。



以下に引用。


最も大事なのはコミュニケーション能力である

ライザップの採用基準は技術よりもコミュニケーション能力



近い将来、飲食店はすべて無人化され、ロボットに乗っ取られてし
まうのかというと決してそうではない。

結局最後まで生き残るのは「コミュニケーション」だからだ。

コミュニケーションは、やはり人間のほうが得意。

僕がドラえもんみたいな二足歩行の人間型ロボットに懐疑的なのは、
そんなものを作るなら人間を使えばいいから。



ライザップの採用基準をご存知だろうか。

いちばん重要なのが「人を不快にさせないこと」。接客能力だ。

つまり、いくら技術が高くても、コミュニケーション能力が低いと
採用されない。


最近「ライザップゴルフ」というのがはじまったが、レッスンプロ
が続々と応募している中、採用するのは100人面接しても2人だそ
うだから、なかなかハードルが高いと言える。

客単価が非常に高く、人気のライザップで「コミュニケーション」
が重要視されているのはとても興味深い。

僕自身もライザップを体験してみて体感した。

体重が増えたら「トレーナーさんががんばっているのに、体重が増
えちゃ悪いな」という気持ちが、痩せることにつながっている


厳しい制限を守って、真面目にトレーニングをさせ、つまり結果が
出すのは、コミュニケーション能力が源となっているのだ。



「苦労して修行して、おいしいものを出しているのになんでお客さ
んが来ないんだろう?」


そんなふうに思っているベテラン料理人は、自分のコミュニケーシ
ョン能力を振り返ってみるべきだ


あなたが学んできた技術は、残念ながら既に世の中に知れ渡ってい
るから、同じように作れる人がたくさんいる。

必要なのはコミュニケーション能力なのだ」と1日も早く気がつ
くべきだろう



以上引用。


ならばこの「コミュニケーション能力」は、どう磨けばいいのだろ
うか?
とう疑問が出てくる。


これに対して、堀江さんの答えはこうだ。

以下に引用。


取り入れるべきは、素直さと行動力に尽きる


もし、自分でコミュニケーション能力が足りない、と思っている人
は、まずはここ(人のアドバイスを素直に聞く)から


アドバイスをもらったら、迷わずにやってみる

アルバイト君がInstagramの提案をしてくれたり、お客さんがわがま
まを言っているように聞こえる新メニューのお願いもあるかもしれ
ない。

そんなときもすぐに動ける心の持ちようは、とても強い。

レスポンスの反射神経は訓練で速くなる。

ぜひ取り入れてみてほしい。


以上引用。


人間にしか出来ないものは何か?

私も、「コミュニケーション」だと思います。

単純な作業や労働は、機械に置き換えやすいわけですから、事務処
理なんかは、今後益々、自動化・機械化が進む
でしょう。


コミュニケーションを廃した仕事は、自動化・機械化が進み、わざ
わざ人がやる必要はなくなる
のですから。


これからも残る仕事として美容師が挙げられていますが、それは、
あくまでも“残る”といういことであって、稼げるとか儲かるとい
う話ではありません。


今ある仕事が残る残らないの前に、コミュニケーション能力が高い
人がやっている美容室は、やはり伸びています


私からすると「コミュニケーション」というよりも、「営業力」と
いう感じですがね。


今までは、とくにコミュニケーシをとらなくても美容室は成り立っ
ていたかもしれませんが、今後は今まで以上に「コミュニケーショ
ン能力が求められますよ
」と捉えた方がいいでしょう





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