生産的・創造的な高齢化
「心身ともに健康で充実した人生を送ること」つまりプロダクティ
ブ・エイジング(生産的・創造的な高齢化)が少子高齢社会の重要
な解決策と位置付けられているといいます。
いくら長生きしても病気で寝たきりではどうにもなりません。
ロボットの活用も大事ですが、プロダクティブ・エイジングによっ
て健康で働く意欲のある高齢者が生き生きと社会に貢献できる。
そして、ただ働くだけではなくて、やりがいにもなることが重要。
平均寿命よりも健康寿命をいかに延ばすか。
やたらに寿命を延ばしても、要介護の人を増やすばかりでは意味が
ありません。
人生100年時代
働き方も24時間「長時間労働」から50年「長期間労働」へと時代は、
刻々と変化しています。
長期間、楽しく働けるように、今の体の状態(健康)を出来るだけ
長く維持するためにも予防医学に注力を注がねばなりません。
人生において「老・病・死」からは、誰も逃れられることは出来ま
せん。
「老・病・死」といかに向かっていくか。
若いつもりでいても体は正直です。
病気になって初めて健康の有難さが分かるもの。
だからこそ、健康で動ける体が何よりも大切。
「老・病・死」を意識しなくてもいいときこそ、ヤルベキ事に没頭
するチャンスなのですが、意外に健康でなくなってから、「あの時
もっとやっておけばよかった」と気づくものです。
健康な時に健康であると意識はしない。
日頃から健康意識を高めることは、これからの長期間労働時代を考
えると必須なのです。
だから、健康で楽しく働きたいと思ったら、健康にまつわる正しい
情報を手に入れて、それらを実践あるのみです。
体が健康なうちからメンテナンスをして、トラブルの芽を摘み、整
えていく「医療」の形を「予防医学」と呼びます。
これからの時代、「予防医学」をどれだけ意識したか、実践したか
なのです。
予防医学にコミットをするのは、若いときから始めるほどいいに決
まっています。
20代、30代、40代。「体にまつわる悩み」なんて、まだない時期か
ら少しずつ始めれば、勝負は断然有利です。
健康に気をつけて生活することには、何の弊害もありません。
むしろパフォーマンスは上がるのだから、仕事面でもプライベート
面でもプラスにしかなりません。
定年年齢は企業によって異なると思いますが、以前なら「人生80年」
とか言ってたわけですから、60歳で定年退職するのがちょうどよか
ったのかもしれません。
これからは「人生100年時代」なのです。
定年退職後の生活が、仕事した期間とあまり変わらなくなる。
定年退職後の余命を20年と考えていたのが、倍の40年になる。
人生100年時代とはそういう意味なのです。
老後や引退という考え方もなくなっていくでしょう。
おカネはとりあえず置いといて、働ける“体”そして“健康”を優
先的に考えなければならないのです。
予防医学に取り組み、プロダクティブ・エイジング(生産的・創造
的な高齢化)を目指しましょう。
今回の内容は、以下の3冊を参考にさせてもらいました。
堀江貴文さん「むだ死にしない技術」
堀江貴文さん「健康の結論」
「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」
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「ライフ・シフト」
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