モノを売るということは


いつも営業をやっていて考えることなのですが、すべては「想像力
の問題」かなと思うのです。お店の在り方、運営の在り方、お客と
の接し方、出入り業者との付き合い方等々、すべて想像力の問題だ
ったりします。


営業マンも美容室も全く同じです。お客への想像力が大事ですから。


想像力も大事ですが、現実を把握することも大事です。

現実とは世の中の流れのことで、これを知っておくことは、当たり
前かと。

現在と今後の日本経済の方向性位はちゃんと把握しておくべきかと
思う
のです。営業マンにしろ美容室にしろ。


ということで、私が毎日チェックしている三橋貴明さんのブログ
新世紀のビッグブラザー」より以下の記事を紹介します。


アメリカの中国為替操作国認定とアベショック


以下引用。


現在の日本経済は、

1.10月の消費税増税
2.2020年五輪不況
3.米中覇権戦争による外需縮小

という、大きいものい限っても三つのリスクに直面しています。

上記の他にも、残業規制による所得縮小の悪影響がジワジワと表面
化するでしょう。ブレグジットもあります。

加えて、移民受入ですから、実質賃金は10月以降に一気に下がり
(今年はすでに五か月連続減少ですが)、国民貧困化により政治が
動く局面に至ると予想しています。(後略)


以上引用。


元々は、日本は内需の国ですが、その内需も消費増税やらで期待で
きない。それを裏付けるのが実質賃金の低迷です。

厳しい経済状況になることが予想されます。


しかし、そうかといって黙って見過ごしてはいけませんし、モノや
サービスが売れにくくなるからといって価格を下げることは、あま
りにも安易過ぎる考えです。


ですが、どんな状況にあったとしても、人は知恵を絞ればなんとな
なるもの
です。

そうやって、色々な状況を人間というのは乗り越えてきたと思いま
す。

大事な事は、希望をもって決して諦めないこと

そして、思考を止めないことだと私は思うのです。



そこで是非、紹介したいのが、西野亮廣さん「革命のファンファー
レ 現代のお金と広告」であります。



モノやサービスを売る仕事をしている方には是非とも読んで頂きた
い一冊です。


以下引用。


過去の常識にしがみつくな。

その船は、もう沈む。逃げろ。



絵本業界の新陳代謝が悪い理由

(前略)

モノを売るということは、人の動きを読むということだ。

現代でモノを売るなら、当然、現代人の動きを読まなければならな
い。



・どこで寝泊まりしているか?

・何にお金を使っているか?

・1日のスケジュールはどうなっているか?

・1日に何時間スマホを見ているか?

・どこでスマホを見ているか?

・スマホを使う際、親指はどの方向に動かしているか? 目はどの
 方向に動かしているか?



これらをすべて読み、先回りして、売り方をデザインする必要があ


人間の行動パターンは日々変わっていくので、当然、売り方も変え
ていかねばならない。

「無料公開をしたら売り上げが落ちて、クリエーターにお金が入ら
なくなるだろ!」というのは数年前の常識だ。

今は「無料公開しなかったら売り上げが落ちて、クリエーターにお
金が入らなくなる」というケースが増えてきている。

数年前の常識に根を張ってしまうと、時代の変化と共に沈んでしま



感情に支配されず、常識に支配されず、お金に支配されず、時代の
変化を冷静に見極め、受け止め、常に半歩だけ先回りすることが大
切だ。


船底に穴が空き、沈んでいく船の、“まだマシな部屋”を探しては
いけない。

最後に水に浸かる部屋を奪い合ってはいけない。

今の状況を正確に捉え、生き延びることが大切だ

(後略)


以上引用。


モノを売るということは、人の動きを読むということだ。現代で
 モノを売るなら、当然、現代人の動きを読まなければならない
。』

感情に支配されず、常識に支配されず、お金に支配されず、時代
 の変化を冷静に見極め、受け止め、常に半歩だけ先回りすること
 が大切だ
。』



現実を直視し、想像力を働かせ、知恵を絞り、思考を止めない。

そして、諦めない。粘り強さ。


それが凝縮された胸が熱くなる文章であり著書です


読めば読むほど、まだまだやり残していることがあるし、全然努力
していないと思わされます。



「えんとつ町のプペル」






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