愛される欠陥(許され力)


すでに、日本人女性の3人に1人が65歳以上であり、日本人全体で
は、4人に1人が65歳以上となっている。2020年には、女性に限っ
て言えば、2人に1人が50歳以上になるのです。


極めつけは、75歳以上の人口(1770万人)が、65歳から74歳人口
(1764万人)を上回っています(2018年)。


つまり、高齢者がより高齢化する時代に突入している



そして、2025年にはおよそ800万人いるといわれている団塊世代が、
全て75歳以上になる。


日本社会を表す言葉、それが「少子高齢」です。


働く勤労世代が今後減少するわけですから、日本政府も働き方改革、
改正出入国管理法(移民政策)、更には、女性活躍促進法、定年退職
年齢の引き上げ、高齢者雇用促進等々。


様々な取り組みを行っており、その是非が問われるところでしょう。


私が気になるのは、「高齢者がより高齢化する時代」と言われるよ
うに、長く生きてしまうのが、今の日本ではちょっと生きづらい感
じになっているような気がします


歳を取ることにつきまとう、医療・介護・年金問題。

所謂、社会保障制度と言われるものが、ともすれば、高齢者が原因
なのだという風潮を感じてしまうのは私だけなのでしょうか?


絶対にそんなハズがない!



歳を取ることが果たしてそんなに嫌なものなのか?


確かに、見た目の問題として、シミ、シワ、タルミ、クスミ。

頭髪も薄くなり、物忘れも多くなり、飲む薬の種類も増えていく。


ああ、歳を取るなんて最悪だなぁ~って感じでしょうか?


「心身ともに健康で充実した人生を送ること」つまりプロダクティ
ブ・エイジング(生産的・創造的な高齢化)が少子高齢社会の重要
な解決策
と位置付けられているといいます。


いくら長生きしても病気で寝たきりではどうにもなりません。

ロボットの活用も大事ですが、プロダクティブ・エイジングによっ
て健康で働く意欲のある高齢者が生き生きと社会に貢献できる。

そして、ただ働くだけではなくて、やりがいにもなることが重要。

平均寿命よりも健康寿命をいかに延ばすか。


だからこそ、若いうちから予防医療に取り組むことが大事。


確かに、ごもっともです。この話からいくと、決まって、生きがい
だの、予防医療だのと、それは、現在、高齢者ではない人の言い分
にすぎない



高齢者がより高齢化に向かう今こそ何か取り組むべきことがないの
かと、自分の年老いていく両親をみながら考えることが多くなりま
した



高齢者も何も好き好んで今の状態になったわけではない。

やはり、どの年齢層でも明るく楽しく生きていけるような世の中が
望ましい



具体的な考えなんてとくにありはしないけれど、一番は社会とのつ
ながりを高齢者とどれだけ持たせられるかと思う。

社会とのつながり、それは仕事があることが一番のような気がする。



世の中には同じような考えを持つ人なんて沢山いて、要はその考え
を行動に移しているかどうか。

私のは所詮ただの考えや妄想レベル。



そんな時、具体的に高齢者の積極雇用を考えている人が見つかった。


それは、西野亮廣さん「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」
である。



すべてを掲載できませんが、一部を引用します。



以下引用。


老いていくことは「衰え」ではない。「成長」だ。

100歳時代の僕たちが生きていくために



(前略)

医療制度を充実させ、国民皆保険制度を整備し、ありとあらゆる方
法で、こうして僕らは見事に寿命を延ばしたわけだが、巷では「ア
ンチエイジング」という言葉が躍り、歳を重ねることをネガティブ
に捉えるきらいがある。

ワケが分からない。


歳を重ねることをネガティブに捉えてしまうと、寿命を延ばすこと
は、つまり「ツライ時間を延ばす」ということではないか


何故、努力を重ねて、ツライ時間を延ばす必要があるのだろう。



何故、「アンチエイジング」という言葉が横行するのか?

何故、人は若さを求めるのか?

理由は一つ。老人のアドバンテージ(優位性)を提示できていない
からだ


体力は落ちるし、腰は曲がる。肌のハリはなくなるし、頭髪もなく
なる。どこを切り取っても失うものばかりだ。だから、そこを抗お
うとする。

(中略)

ただ、泣いても笑っても、僕らの寿命は延びたわけだ。

抗っても仕方がない。こうなりゃ老人のアドバンテージを見つけ出
し、「早く老人になりてーなー」というところまで意識を持ってい
くしかない。

100歳時代の僕達が幸せに生きていく為にやらなければならないこ
とは、「アンチエイジング」を推奨することではない。歳を重ねる
ことを、「衰え」ではなく「成長」にすることだ
。すの答えを探す
ことだ。


(中略)

『老人力』 = 『許され力』を探せ


『愛される欠陥』である。『許され力』と呼んでもいいかもしれな
い。

これは人間しか持ち合わせることができない能力で、年齢に比例し、
どんどん成長していく。20代よりも、80代の方が、『愛される欠陥
(許され力)』の能力値が高いのだ。

この『愛される欠陥(許され力)』を仕事化することができれば、
歳を重ねることをポジティブに捉えることができるし、その仕事は
ロボットに代替されることはない


(後略)


以上引用。


これはもう最高でした。

巷では「アンチエイジング」という言葉が躍り、歳を重ねること
 をネガティブに捉えるきらいがある。ワケが分からない
。』



これですこれ。


愛される欠陥(許され力)』を仕事化こそが、これからの日本の
本当の課題のような気がします





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