営業は相手の無意識に入り込む


カット専門店、ヘアカラー専門店、そしてメンテナンスサロンとい
った美容室の別の形が登場してきています。これからの美容室の在
り方を考えた場合に、問題は、「どこに“力”を入れるのか」とい
うことになります。


その答えは、“営業”に力を入れるべきです

まずは、接客から見直さなければなりません。


接客において何はさておき、第一印象は大事

第一印象で失敗している方が結構多い。


では、どうすればいいのでしょうか?


簡単に言えば、「好かれるようにする」ことです。


とは言え、これが実は、いちばん難しかったりします。

何故ならば、営業は、その人の日常がモロに相手に出てしまうから
です(もちろん接客も同様)。


好かれるといえば、「いつもニコニコ」だったりします。

つまり、“笑顔”です。

いつもニコニコなんて人って、かなり少数です。

いつもニコニコしているから、どんな時でもニコニコできる。



その場(接客)になってみても、中々できません。

ちょっとでも嫌な事を言われたりすると、速攻で、その人の“素”
の表情が出るもの。


次に、「モチベーションが高い」ことも重要です。


第一印象が良くて、モチベーションも高く、情熱のある人が伸びな
いわけがありません。


普段生きていると、良い事、悪い事全部まとめて、色々な事がある
ものです。

良い事ばかりが続けばいいのですが、現実にはそうはいきません。

ときには、辛い事、悲しい事、やる気が出ない・・・こういうこと
が日常茶飯事。


だからこそ、自分の精神状態を常に一定に保っていくことは、非常
に大切なことであります。

どんな状況でも、自分自身の気持ちを高めて、スタッフのいる美容
室ならば、本人もスタッフも含めて、いかにやる気を出していける
かどうか。


一喜一憂などでは、“おはなし”になりません。


どんなに辛いことがあっても、そんな素振りを一切見せずに、笑顔
を絶やさず、それどころか、周りで落ち込んでいる人がいたら、声
をかけてやれる人の事をあなたならどう思いますか?



放っておくわけがないですよね!!


あなたは、どんな人についていきたいと思いますか?


お店が繁盛する、営業で伸ばせるというのは、お客がどれだけつい
てきてくれるか、支持してくれるかということ



まあ、これは究極的な話になります。ですが、ここを目指さなけれ
ば意味がありません。


まずは、お客にとって不快な感じを与えないようにすることを考え
ていくことです。


そして、最後に「話し方、聞き方の訓練」をしなければなりません。


営業(接客)の基礎的な部分として、まとめると以下のようになり
ます。


まとめ

☑ 第一印象は大事

☑ モチベーションが高い

☑ 話し方、聞き方




人間は無意識で人を判断しているものです。

無意識と言うとを分かりにくいですが、「なんとなくこの人良いな」
「なんとなくこの人嫌だな」というこの“なんとなく”という部分
です。


営業は、この無意識の中にス~ット入り込んでいかねばなりません

好きとか嫌いとか、つまり感情で人を判断するもの。


だから、無意識で嫌われてしまってはどうしようもないのです。


この“なんとなく”を相手が決めてしまうものが、話し方、聞き方、
モチベーション、第一印象だったりする
わけです。


結論をいうと、「雰囲気を大切する」ということ

そのためには、笑顔ですね。




営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
勧めします。




西野亮廣さんの「新・魔法のコンパス」では、「集客」と「失客」
について説かれてあるので、お店を運営されている方は、絶対に読
むべき一冊です。






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