認めて欲しいのは甘えた所


営業のみならず、どんな仕事においても自分の仕事だけではなく、
周りに気を配る事は非常に大切です。他人に悪く見られたいと思う
人は、ひとりもいません。ところが、人は他人から認めてもらいた
いが故に、認められるための逆の行動を取り嫌われてしまいます。


自分の事を分かって欲しい、認めて欲しいから、ついつい自分だら
けの行動をとってしまいます。


人は話をするのは好きですが、聞くのは嫌いです。

だから、人の話を聞いてくれる人のことは好きです。



ところが、自分を分かってもらいたい、認めてもらいたいと思うと、
ついつい自分の話を一方的にやってしまう。


営業では、よく「7対3」で聞けと言われます。

実際には、「9対1」で聞かなければなりません。



一方的に話す営業マンのことをあなたは好きですか?


でも、営業をすると分かりますが、話を好意的にしてくれる人なん
ていません。

だから「いかに相手に話をさせるか」が最大のポイントとなります。


まあ、それでもいろんな人がいて、初対面から話す人もいますが、
こういう人は大体がどんな人の話でも聞くので、営業で上手くいく
ことはありません(あくまでも経験上)。


では、どうすれば営業で相手が話をしてくれるのでしょうか?


最初に書きましたが、それは「気配り」だと思うのです。


人間は、周りからのサポートがあって生きていける。

人間は、自分一人では絶対に生きていけない。



相手に分かってもらいたい、認めて欲しいのは、その人の甘えた所


気配りが出来る人、つまり仕事が出来る人は、仕事を発展させてい
きます。

仕事を見つける、造る、与える、発展させることが出来る人になっ
ていかなければなりません。


70%の出来の仕事を任されて100%にまで持っていく人もいれば、
100%の出来のものを30%まで落とす人もいます。


日頃から甘えた行動ばかりの人なのか、周りに気を配る人なのか、
どちらが仕事が出来るようになるかは、一目瞭然です。


営業は、その人の持つ心グセや習慣がもっとも影響する仕事だと思
います。




「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」




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