実力がなければ売り上げなんて伸ばせない


美容室の運営について、色んな店舗のオーナーと話をしているので
すが、ほんと人それぞれです。運営と言っても、結局は、お店の売
り上げをいかに伸ばすかの一点につきるのですが・・・


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建前としては、よく「やりがいをもってお店をやりたい」「お客を
喜ばせたい」「お客の髪をキレイにしたい」等々。


それはそれで、全然いいのですが、問題は、その言い分をどのよう
に形としていくかです。


目標が高ければ高いほど、それに見合った努力が必要になります。
(当然ですね。)


たとえば、「お客の髪をキレイにしてあげたい」があります。


口で言うのはホント簡単で、それを技術的に可能にするには、あら
ゆる角度で努力(学び)が必要
です。


まず、毛髪の知識です。


古典毛髪科学では、おはなしにならないことだけは言っておきます。


ましてや、テレビの髪特集に見られるような、上っ面なものなど論
外です。

更に更に、美容学校で教わるものなど、過去の遺物(異物)でしか
なく、もはや古典文学クラスでしょう。


毛髪の知識とは、つまりは毛髪に関する理論です。


美容室でも理論派を気取っているお店って結構あるのですが、私か
ら言わせれば、「理論という意味わかってる?」という感じです。


理論をデータと考えている人間がとにかく多い


まあ、あえて書かせてもらうと、今までちゃんとした形で勉強をし
てきていない人間が考えそうなこと
です。


理論とは、技術と一致してこそ意味があります


      理論 = 技術


この考え方は、所謂理数系出身といっても持ち合わせていないよう
です。


「エビデンス(科学的根拠)」という言葉があります。


これこそが正しく「理論=技術」であります。


分かりやすく言い換えると、

言っていることとやっていることが一致する」ということ
ですね。


たとえば、パーマをかけたとします。

しばらくすると、そのパーマの状態が変化してきて、所謂「パーマ
がとれた」という状態になります。


これって、実際に「パーマがとれた」のでしょうか?


私の知識をひけらかすようなブログを書くつもりは毛頭ないのです
が、私が言いたいのは、「パーマがかかる」「パーマがとれる」と
いうことを、しっかりと自分の言葉で相手が理解できるよいうに説
明できるかどうか
ということです



言葉で相手に説明することも出来ずに、「髪をキレイにしてあげた
い」はないでしょう。


そして、先ほどのパーマではありませんが、必ずつきまとうのが、
薬品(パーマ液、カラー剤、トリートメント等々)です。


美容室では、意外と薬品を扱います。


これも毛髪に関する理論と同じように、薬品に関する知識は必須項
目です。


更には、「言葉で説明できる」と書きましたが、接客術(カウンセ
リングとも言います)も当然必須項目です。


「技術さえ出来ていれば、なんとかなる」では、まったく通用しま
せん



来店するお客一人一人の髪質を理解し、性格も分かって、相手が聞
いてくれるように、丁寧に話を進めていかなければなりません



理論、技術、薬品、カウンセリング、どれをとっても、日頃からの
取り組みであり、積み重ねでしかありません。


そういった努力を日頃からやらなければ、実力がつくはずもなく、
売り上げなんて伸びるわけがありません



地道な努力を嫌う人は、自分という中身を変えることをせずに、
っとも簡単な形を変えて
、お店を伸ばそうとします



私が知る限り、それで伸びたお店は一軒も知りません。あしからず。




以下の西野亮廣さんの二冊の著書は、お店を運営されている方であ
れば是非読むべきだと思います。

現状、何かで行き詰っていると感じるならば、何らかしらのヒント
があると思います。


「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」




「新・魔法のコンパス」





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