技術がなくてもNo.1になれる

営業は、トークという“形”をいくら変えても、商品の価値を伝え
ていこうという“思い”がなければ、まったくお客の心には届きま
せん。営業とは、“相手の心理”という「目に見えない世界」を意
識できるかが大事だと思うのです。

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営業でも商売でも、意識すべきは目には見えない「お客の心理(ニ
ーズ)」というわけです。


私の商売相手は、美容室ですから、美容室のオーナーのニーズを満
たす営業を展開しなければなりません。


逆に、美容室の商売相手は、来店するお客ですから、お客のニーズ
を満たす営業(！)をしなければなりません。


技術ではなく、“営業をする”ことが肝なのです。

美容師は、技術者であると同時に「営業マン」でもあるのです。


ただの雇われ美容師ならば、営業マンであることをあまり意識しな
くてもいいのかなぁ～なんて多少思いますが、でも最近の低料金の
お店で働く美容師ほど営業マンもいない、と感じることもあります。


逆に、一人でやっている美容室ほど、技術者である傾向が強いよう
に思えます。


実際に私が低料金のお店にお客として来店したことはありませんが、
そこで働いていた人に、話を聞くと、技術にしろ接客にしろ徹底的
に叩き込まれるようです。


昔の安売り美容室にあるような、“安かろう悪かろう”は、ほとん
どありません。


いつの間にか、低料金のお店の話になってしまっていますが、低料
金のお店だろうと個人でやる美容室だろうと、「営業マン」である
ことをどれだけ意識できるかどうかだと思います。


色んな美容師と付き合ってみて思いますが、技術者であることを無
意識で強く意識しています。


ほとんどの人がそうなので、たまに経営的に物事を見れる人が出て
くると、その店は繁盛します。


経営的に物事が見れるというのは、冒頭で書いたように、“相手の
心理”という「目に見えない世界」を意識できる、ということです。


お客のニーズに応えていくこと、お客を喜ばせることなくして、お
客は来店してくれるものではありません。


「技術で結果を出せば、お客は納得してくれる」という考えでは、
あまりにも、お客の心理を分かっていません。

というか、単なる傲りでしかない。


自分では、「結果出てるでしょう！」といくら思っても、それを実
際には、お客が気に入るかどうかがすべて。


お客は、自分自身が満足するかどうかがすべてで、美容師が満足す
るかどうかなど全く関係ないのですから。



美容師ではない自分が言うことなので、あまり説得力もないでしょ
うから、以下の記事を読んでもらえれば、本日の内容にも納得して
もらえるのではないのかと・・・


今「日本一予約が取れない美容師」と話題の、人気美容室『OCEAN
TOKYO』代表の高木琢也さんの記事です。


技術がなくてもNo.1になれる。
“日本一予約が取れない美容師”が20代で気づいたトップへの近道




営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
勧めします。






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【関連記事】
「技術を競争する商売ではない」

「経営者としてやるべき事をやる努力」

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