ヘアカラー専門店のネック


厚生労働省のホームページを参照すると、『平成27年3月末現在の
従業美容師数は、49万6,697人で前年より9,061人増加している。
また、平成27年度中に新たに美容師免許を取得した者は19,005人
であり、前年度より増加している。』とあります。

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全国の都道府県に平均すると従業美容師数が、ざっと1万人以上。

従業美容師となっていますので、現時点でどこかの美容室に所属し
ている人数なのでしょうか?


ということは、現実には、美容師免許取得者数はそれ以上となるの
でしょうか?


ということで、以下の記事。


休眠美容師の活用で、kirei事業の躍進をプレゼン


以下引用。


厚生労働省は2019年9月12日、グランフロント大阪で、

『進めよう!中小企業の「働き方改革」~実例から学ぶ<成功の秘
訣>とは?~』と題し、中小企業の経営者・人事総務担当者に向け
た特別フォーラムを開催。

美容サロン業界からウノプリールグループUPライフ株式会社の豊
島あすか氏が休眠美容師を活用し、ヘアカラーに特化したサロン展
開での成功事例をプレゼンした。


同社は、『「メイドインジャパン」の美容技術を世界に。』をコン
セプトに美容室を中心にネイル・アイラッシュ・スパ・エステ・ジ
ム・メンズエステサロンなどを展開している。

プレゼンした豊島氏は同社スマートカラーkirei事業部統括マネージ
ャー営業部長。


同氏はヘアサロン業界の労働環境やその背景の業界の現状などを説
明したあと、「休眠美容師」を活かすための同社の取り組みを紹介。

「例えば」として、
「技術を比較的身に付けやすいカラー専門店にし、子供を持つ方の
ために急な欠勤でもサポートできる体制を整え、勤務中の中抜け制
度を設け、雇用に年齢制限を設けずシニアの方を迎え入れました」
と働く方のニーズに合わせたシステムについて説明。

「休眠美容師」を採用することにより、業績を大きく伸ばすことが
できた、と語った。

同社のホームページによるとヘアカラー専門店は関西圏を中心に22
店舗を展開している(2019年9月現在)。

同フォーラムでは、専門家の基調講演やパネルディスカッションな
ども行われた。


以上引用。


これに対して私は以下のツイート。





逆に言えば、ヘアカラー専門店には休眠美容師しか行こうと思わ
 ない
。』



ヘアカラー専門店は、確かに増加しています。

それと同時に、スタッフを集めきれなくて閉店したとう話も聞きま
す(結構離職が激しいらしい)



記事には綺麗事ばかりが語られていますが、実のところヘアカラー
専門店のいちばんのネックは、「雇用」です



働くスタッフを集められるかどうかです。


厄介なのが、美容師免許でしょう。これを持ってなければお店では
働けない
のですから。


確かに、どこかの美容室で働いている美容師がわざわざヘアカラー
専門店に行こうとは思いません。

でも、最近流行りの低料金大型チェーン店には、行きます。

この差は、出来る技術の差ではないかと個人的には思っています。


ヘアカラー専門店は、ハッキリ言うと、ただ塗るだけです。

これをしようと思う美容師は、やはり休眠美容師か美容師免許だけ
は取ったけど、実務経験なしという方ぐらいかなと



カットもして、カラーもして、パーマもして、みたいな感じじゃな
いと、ただひたすら塗るだけでは、飽きてしまいます。


ほんとに、お金のためと“割り切って”やっているのではないのか
なと思いますがね。


でも人それぞれなので、好きでやっている人もいるのでしょう。




以下の西野亮廣さんの二冊の著書は、お店を運営されている方であ
れば是非読むべきだと思います。

現状、何かで行き詰っていると感じるならば、何らかしらのヒント
があると思います。


「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」




「新・魔法のコンパス」





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