10月からの暮らし
本日、10月1日から消費増税に伴い、日用品や公共料金など幅広い
品目の価格が一斉に上がります。同時に、軽減税率制度が導入され、
飲食料品は8%で据え置き。幼児教育・保育の無償化やキャッシュ
レス決済によるポイント還元、自動車税の減税といった施策もスタ
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9月に入り、消費増税に関する記事を自分なりに投稿してきました。
「キャッシュレス化の是非ではなく」
「スマホ決済の現状」
「消費増税前に押さえておきたいポイント」
「ミクロとマクロ」
本日は、具体的に10月から暮らしが“どう変わるか”について。
【消費税10%】
外食、酒類を除く飲食料品、定期購読の新聞は軽減税率で8%適用。
鉄道やバス運賃、郵便料金、銀行の振り込み手数料の値上げ。
【増税対策】
キャッシュレス決済によるポイント還元制度は、中小店では購入額
の5%、大手のFC店では2%が戻る仕組み。ただし、来年の6月
までの9ヶ月間限定。
低所得者層と子育て世帯を対象にしたプレミアム付き商品券は、来
年の3月までの期限付きで、一人当たり最大2万5千円分を2万円
で購入できる。
省エネやバリアフリーの住宅を新築・リフォームした際のポイント
付与も始まる。
【税制】
毎年支払う自動車税が減税。
期間限定の施策として、自動車取得に収める「環境性能割」の税率
が下がります。
住宅ローン減税も10年から3年延長。
【社会保障】
増税による増収分で、幼稚園や認可保育所の利用料が無料に。
3~5歳児は原則全世帯が対象で、0~2歳児は住民税非課税の低
所得世帯に限る。
低所得の高齢者の介護保険料を軽減。
年金を含めた収入が一定額以下の高齢者には、公的年金が月額最大
5千円が上乗せされる制度も始まる。
病院や診療所に払う診療報酬は初診料が60円、再診料が10円引き上
げ。
以上です。
項目別に自分のためにもまとめてみましたが、なんとも複雑。
今回の消費増税のややこしいところは、『消費税増税とキャッシュ
レス決済のポイント還元制度』がセットになっている部分です。
税率の複雑さに加え、ポイント還元措置が来年6月末で終了。
来年7月1日から、消費税は全国民に対し、8%(食品、新聞)、
10%に「再増税」されることになります。
キャッシュレスのポイント還元制度は、「キャッシュレスに投資で
きる小売店」と「キャッシュレスでの決済ができる消費者」に有利
な制度ですから。ただし、それも9ヵ月のみ。
本当の正念場は、増税対策である「ポイント還元措置」が終了する、
来年7月1日からだと思っています。
モノを売る私としては、腕の見せ所です。
以下の中野剛志さんの二冊の著書は、経済を勉強したい方にとって
は是非読むべきだと思います。
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