常連客は何を重視する?
パレートの法則で説明される、2割の主要な顧客が8割の売上を支
えるというものがあります。ほとんどの産業が、この仕組みで動い
ています。レストラン、飲料、アパレル、アミューズメント施設、
そして美容室等々。
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どんな産業も、そんなに仕組みは変わらないはずで、異常な仕組み
は、結局は淘汰されるようです。
これは、リアルでもネットでも。
2割の主要な顧客である、常連客をいかに掴むかが、どんな産業で
も“要”となります。
最初は、どんなお客でも、新規客。
それが、リピートしてくれて、ついには常連客、固定客となってく
れるのです。
リピート、つまり再来店してもらう取り組みこそが、お店の運営で
はもっとも力を注ぐべきことだと私は信じて疑いません。
集客と失客の問題を解き続ける。
お店が潰れるとは、お客が来店しなくなること。
お客が何を考えて、来店し、そして失客してくのか?
これが分かれば誰も苦労しませんが、そこは想像力を最大限に働か
せて、知恵を絞っていくしかありません。
以下の記事は、その飲食店における常連客についての調査。
「常連客」は何を重視する?
飲食店のリピート利用に関する調査
以下引用。
リクルートライフスタイル(東京都千代田区)の調査機関「ホット
ペッパーグルメ外食総研」は10月2日、飲食店のリピート利用に関
する調査結果を発表した。
調査は2019年2月22~26日までの期間、首都圏(東京都、千葉県、
埼玉県、神奈川県)在住の20~64歳男女4302人で、月に1回以上外
食する人を対象にアンド・ディ(東京都港区)が実施。
1週間の外食回数では、男性が4.08回、女性が3.10回と男性の方が
多い傾向にあることが分かった。
このうち、「リピート利用」の率は男性が79.2%。女性も74.6%と、
男女ともに8割近くが一度利用したことのある店を再度訪れている。
特に40~60代の男性では平均して83%ほどがリピート利用をしてい
るようだ。初回利用が最も多かったのは、20代女性で31.0%だった。
では、飲食店をリピート利用する場合、どういった点が重視される
のだろうか。
「『リピート利用』する飲食店を選ぶ際の重視点」(複数回答式)
では、「料理がおいしい」が69.6%でトップ。「コストパフォーマ
ンスがよい」(48.6%)、「席がゆったりしている」(40.4%)と
続くが、料理のおいしさは突出して重視されているようだ。
おいしさについては年代が上がるごとに回答率が高まっており、年
を重ねて食べられる量が減るにつれて味を求める傾向にありそうだ。
調査では、業態ごとに「リピート利用」と「目的型来店」の割合も
分析。
リピート利用率が高く、目的型来店率も高い場合にはこだわりのあ
る「常連客」が多い業態だといえる。
「喫茶店・カフェ」はリピート利用率が83.8%、目的型来店率は
52.0%とともに高水準。
「この店が良い」というこだわりを持つお客が多そうだ。
ちなみに、目的型来店率のトップは「アジアン料理店」で70.7%だ
った。
一方で、リピート利用率が高いものの、目的型来店率が低い業態に
は、「立ち食いのラーメン、うどん・そば業態」「牛丼、カレーな
ど、一品もの専売業態」が並んだ。
これらの業態は、「何となくふらっと利用する」というニーズがあ
る。
消費税が10%に上がり、外食産業は苦境に立つことが予想される。
味やコストパフォーマンスを武器にリピート客をいかに離さないか
が、勝負の分かれ目となりそうだ。
以上引用。
これに対して私は以下のツイート。
何故、料理がおいしいと感じたのかがポイント。
— arusara (@arusara_jp) October 3, 2019
おいしいから食べるけど、おいしく食べれることも重要。https://t.co/q14HclCFR6
『何故、料理がおいしいと感じたのかがポイント。
おいしいから食べるけど、おいしく食べれることも重要。』
料理の味が良いのは、当たり前で、そこにプラスアルファで何を提
供できるか。
人間は、面白いもので、どんなに美味しいものでも、嫌いな人間と
一緒だったり、一人で食べたりすると、美味しくなく感じたり、ど
ことなく味気なく感じるものです。
環境によって、味覚は、かなり左右されると思います。
美味しいものを美味しく食べられることが、何よりも大事なのでは
ないでしょうか。
美味しいものを、更に美味しく感じさせるものって何でしょうか?
それが、環境や雰囲気といったもの。
それから、情報です。
情報って?と思いましたか。
それについては、以下の動画をご覧下さい。
ラーメン屋の一蘭が成功した理由を解説します
https://youtu.be/kiNBjSH4_sE
これに対して私は以下のツイート。
ただでさえうまいラーメンなのに、こんなの聞いてしまえば、益々食いたくなってきた。
— arusara (@arusara_jp) October 1, 2019
そして、これも情報を食ってるってわけよね。
ラーメン屋の一蘭が成功した理由を解説します@takapon_jphttps://t.co/KIj7jeqnCY
『ただでさえうまいラーメンなのに、こんなの聞いてしまえば、
益々食いたくなってきた。
そして、これも情報を食ってるってわけよね。』
更に、こちらの動画についてご本人である、堀江貴文さんが以下の
ツイートをしてします。
元牛角の西山さんに聞いた一蘭の話、完パケにしてあります。しかし、ラーメンって一杯が安いから勘違いウンチク野郎が湧いてくるねー。一蘭がまずいとか何とか笑。客が入ってるのがラーメン屋の唯一の正義なのに。https://t.co/Vxj6BfvwoB
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) October 1, 2019
「雰囲気、環境、情報をお客にいかに提供できるか」ってことでし
ょうかね。
どんない良い商品でも、相手にその価値を伝えてこそです。
勝手にお客は集まっては来ません。
飲食店の経営について、堀江貴文さんが2冊の本を出しています。
経営者の目線とお客目線の両方から、時代に合わせた適格なアドバ
イスが書かれてあり、なんらかのお店を営業されている方には、お
勧めの2冊です。
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2019-10-06 15:15 辻 URL 編集