変えることのできる物事を変える勇気
日々、様々な情報があって人によって触れる情報が違うものです。
触れる情報も違えば、情報の受け止め方も人それぞれのようです。
先日、ツイッター上でそう感じた事があったので、今回はそのこと
について書いてみます、というか紹介するだけですが・・・
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先日、以下の記事がありました。
12年勤務して手取14万円「日本終わってますよね?」に共感の声
「国から『死ね』と言われているみたい」
「日本はもはや発展途上国」
以下引用。
先月末、国税庁が発表した調査結果によると、民間企業で働く正社
員の昨年の平均給与は503万円5000円だった。
一方、非正規社員の平均は179万円。正社員と非正規社員の給与額
に約320万円の開きがあり、格差社会が浮き彫りになった。
ただ、正社員間でも大きな格差がありそうだ。ガールズちゃんねる
に9月末、「手取り15万円以下の人」というトピックが立った。
現在アラフォーのトピ主は、都内のメーカーに12年勤務しており役
職もあるという。
ただ、手取りはわずか14万円で「何も贅沢出来ない生活。日本終わ
ってますよね?」と辛い胸中を綴った。(後略)
以上引用。
皆さんは、どのように感じられたでしょうか?
実はこの記事を私は、以下のツイートで知ることになりました。
ご存知、堀江貴文さんのツイート。
日本がおわってんじゃなくて「お前」がおわってんだよwww / 12年勤務して手取14万円「日本終わってますよね?」に共感の声 「国から『死ね』と言われているみたい」「日本はもはや発展途上国」 (キャリコネニュース)…
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) October 7, 2019
「いま」を見つけよう - https://t.co/0lZL3DLZI0
堀江さんのツイートから、冒頭の記事を知ったわけです。
確かに、「日本が終わってますよね?」と言いたくなる気持ちも分
からないわけではないのですが、つまりは、“他人のせい”という
やつ。
他の誰かのせいにするのは簡単なことですが、それで事態が改善す
ることなど、ありません。
他人のせいにしている人も、実は、そのことに、とっくに気づいて
いるはず。
意外と、それを面と向かって「お前、それおかしいだろ!」って言
われることって大事なことなのかもです。
まあ、それを言ってくれる人がいないことが、ほんとの意味で「終
わってる」のかもしれませんが・・・
堀江さんがどういう意図で言ったかは、本人のみぞ知るですが、こ
のツイートは共感があったようです。
よく言われることですが、逆境には二種類あります。
・努力や熱意で乗り越えていけるもの
・本人の努力だけでは、どうしようもないもの
キリスト教社会で古くから口承されてきた「ニーバーの祈り」とい
うものがあります。
『神よ、願わくばわたしに、変えることのできない物事を受け入れ
る落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違
いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ』
私は、これに尽きると思うんです。
どうしても人間は、自分の力では変えることの出来ないものにスポ
ットを当てしまい、自分が本当にヤルベキ事から逃げようとするも
のです。
まあ、結局は、それが楽(ラク)なのかもしれませんが・・・
とはいえ、どんな些細な事でも、「あれやってみたいな」「あれや
ってみたかったけどな」というものはあるはず。
自分の良い意味での欲望に蓋をすることなく、前向きに生きたいも
のです。
そのためにも「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極め、
自分が変えることのできる物事を変える“勇気”を持ちたい。
外野がとやかく言うものではないのですが、そんな事を感じた記事
とツイートでした。
ちなみにですが、関連ツイートとして、
🔽12年勤務して手取14万円「日本終わってますよね?」に共感の声https://t.co/V4cyppXWT5
— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2019年10月8日
これは凄い。12年勤務して、手取り14万という状況で「日本が終わってる」という思考になるんですね。僕なら「自分=雑魚」と考えます。あと、ホリエモンのコメント画像も貼っておきますね pic.twitter.com/KpyOFxPD67
こちらの「マナブ」さんの以下の記事も大変参考になるので、よか
ったら読んでみて下さい。
【日本ムリゲー】手取り15万円から抜け出す方法【会社を辞めよう】
そして、タイミングが良いのか悪いのか、今回の記事とツイートが
あって、次の日に発表されたのが以下ですね。
労働者1人の給与総額 8月は27万6000円 2か月連続で前年比減
以下引用。
ことし8月の給与総額の平均は速報値で27万6000円余りと去年の同
じ月を0.2%下回り、2か月連続でマイナスとなりました。
厚生労働省が全国およそ3万1000の事業所を対象に行った「毎月勤
労統計調査」の速報値によりますと、ことし8月の、基本給や残業
代などを合わせた働く人1人当たりの給与総額は平均で27万6296円
でした。
これは去年の同じ月を0.2%下回り、2か月連続でマイナスとなり
ました。
このうち、
▽フルタイムで働く人の給与総額は平均で35万7112円で去年の同じ
月より0.2%上回り、
▽パートタイムで働く人は9万9111円で去年の同じ月を0.1%下回
っています。
物価の変動分を反映した実質賃金は去年の同じ月と比べて0.6%下
回り、8か月連続でマイナスとなりました。
厚生労働省は「ことしに入ってから消費者物価指数は上がっている
のに、給与総額が減少する傾向が続いている」としています。
以上引用。
日本の経済状況は、お世辞にも良いとは言えないかもしれません。
経済状況を変えることは無理かもしれませんが、個人レベルで改善
出来ることは、きっとあるはずです。
変えることの出来ない物事にスポットを当てずに、変えることの出
来る物事を“変える勇気”を持ちたいものですね、私自身は。
ちなみに、「ニーバーの祈り」は、「嫌われる勇気 自己啓発の源
流「アドラー」の教え」から引用しました。
「幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ」
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