健康寿命は3要素で決まる
男性はとかく体調がパフォーマンスに与える影響に無自覚だ。たと
え不摂生をしても、次の朝起きれば現状のままの体調が永遠に続く
と思っているのではないだろうか。このように社会的な年齢感覚と
生物的な年齢ギャップを埋める手立てとして、今後、予防医療の知
見や考え方は必須になると僕は考えている。(堀江貴文「健康の結
論」より)
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30代以降、多くの人は体力が落ちていく。
成長が老化に変わり、40歳を越えると健康診断の有病率が増える。
特に男性の場合、ずっと「気分は若者」という人が多い。
平均寿命と健康寿命には差があって、平均寿命を延ばすことよりも、
健康寿命をいかに延ばすか。
その健康寿命を延ばすにはどうすればいいのか?
その一つが、脳に過度なストレスを与えず、適度なストレスをいか
に与え続けていくか。
つまりは、運動や食事に気をつける以上に、“脳の老化対策”をし
っかり取り組むこと。
これについては、前日の記事「無理矢理にでも頭を使う」を参照し
て頂きたいです。
そして、二つ目。
これについては、堀江貴文さん「情報だけ武器にしろ」から参照。
以下引用。
「主義主張を押しつける情報ほど、邪魔なものはない」
「もっともらしい健康情報に振り回される情弱」
健康を意識するなら、食事(食生活)だけじゃなくて、ストレスも
大事になる。
健康寿命は、「肉体」「精神」「社会」の3要素で決まる。
「社会」とは何か?
これは“社会とのつながり”を意味します。
地位が高い人は、地位が低い人より平均寿命が7年も長いという研
究データがあるといいます。
では、地位が高い人は、定年退職したら何をしているか?
町内会長、自治会長、マンション管理組合代表等をしている。
退職したあとも、ちょっと面倒臭い人とのやり取りをするので、適
度にストレスがかかり長生きする。
つまり、適度なストレスがあると人は、長生きをするということ。
逆に、もともと地位が低い人はそういうことをあまりやらないから、
社会とのつながりがなくなって早死にすることになる。
これまでの予防医学は、「肉体」の研究ばかりで、“社会とのつな
がり”は、全く着目してこなかった。
たとえば心臓病の危険因子のなかで、「肉体」が占めるのは40%く
らいとされている。
更に、その「肉体」の危険因子のなかで、食生活が占めるのはさら
に一部。
以上引用。
『健康寿命は、「肉体」「精神」「社会」の3要素で決まる』とい
った、健康寿命のみならず予防医療の知見や考え方は必須というこ
とです。
運動と栄養だけが健康を保つ秘訣だと思ったら大間違い。
健康を保ちたければ、知見や考え方、もっと言えば、「情報」が要
ということです。
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