情報感度を正しく保つ
前日、前々日と医療・健康に関する話題を取り上げてみました。医
療・健康の情報は、とにかく「情報が玉石混交で、無駄な情報に引
っかかりやすい」というリスクがあります。無駄な情報に引っかか
らないように自分の情報感度を上げなければなりません。
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私としては、自らの努力で「最低限の常識」「現時点での定説」を
身につけることこそがいちばん大事だと思うのですが、ネットがこ
れだけ発達した世の中なので、簡単に信頼できる識者をフォローす
ることもできます。
つまり、情報感度を正しく保つために、信頼できる識者をフォロー
して、「最低限の常識」「現時点での定説」を身につけておくこと
が重要です。
私に限っていうと、医療・健康の識者としては、津川友介さん、朽
木誠一郎さん、中山裕次郎さん、大須賀覚さん・・・。
他にもお世話になっているのですが、とりあえずここらへんで留め
ておきます。
その中のひとりである、大須賀覚さんが以下のツイートをしました。
ノートに新記事
— 大須賀 覚 / Satoru Osuka (@SatoruO) October 10, 2019
日本では怪しいがん治療が膨大に広がってます。それらの宣伝文句は大変に巧妙で、一般の方はなかなか見抜けません
ただ、私が調べる限りではそれらの宣伝にはパターンがあります。それを知っておくと怪しい治療を見抜けます。その見分け方を今回ご紹介しますhttps://t.co/OxVc1mBSks
怪しいがん治療の見抜き方
以下引用。
日本ではがんに効果があるとうたう怪しい食品や民間療法があふれ
ています。
その中には、医師などの医療者が販売しているものすらも存在して
います。
世界のがん専門医が使っている標準治療と違い、それらの治療には
明確な治療効果が証明されていません。
もし、効果がしっかりとあるのであれば、専門医も当然使用するわ
けですが、効果が期待できないため、専門医が使用することはあり
ません。
ただ、これらの治療に大金をつぎ込んでしまう患者が後を絶ちませ
ん。(後略)
以上引用。
これに対して私は以下のツイート。
どれもこれも、ごく当たり前の事なんですが、癌という弱みに付け込んで冷静な判断ができなくなるものです。日頃からこのような確かな情報に触れることも大切なことなのかなと。勉強になりました。
— arusara (@arusara_jp) October 11, 2019
怪しいがん治療の見抜き方|大須賀 覚 @SatoruO|note(ノート) https://t.co/57rjemkirN
『どれもこれも、ごく当たり前の事なんですが、癌という弱みに付
け込んで冷静な判断ができなくなるものです。日頃からこのよう
な確かな情報に触れることも大切なことなのかなと。勉強になり
ました。』
私がツイートした内容の「ごく当たり前の事」とは、大須賀覚さん
の「怪しいがん治療を見抜く方法」の事です。
怪しいがん治療を見抜く方法
✓ 何のがんにでも効く
✓ 個人の感想が根拠
✓ 免疫力をあげる
✓ 単純な治療方法
✓ オールナチュラル
✓ 極端な宣伝文句
✓ 有名医師/研究者が推薦
✓ 陰謀論
これらを見つけたら、まず疑う。専門医に相談を
癌は日本人の死因のトップですから、誰もがかかるかもしれない病
気です。
癌自体がどのような病気かも知らない人も多いでしょうし、実際に
癌にかかるなど、どこか他人事のように感じてしまいます。
30歳を過ぎたら成長が老化に変わるので、予防医療の意識は高めて
おかなければなりません。
そして、もし癌にかかったとして、どのような治療があるのかを把
握しておくことは、得になることはあっても損になることはありま
せん。
ただ、大須賀覚さんも指摘するように、日本ではがんに効果がある
とうたう怪しい食品や民間療法があふれています。
だからこそ日頃から医療・健康に関する知見や考え方、もっと言え
ば、「情報」が要ということです。
但し、ここで自分のフォローする識者の言うことが、すべて正しい
とも限りません。
ここがいちばん大事なところで、誰かが言っていることをそのまま
信じていくのでは、まったく意味がないと思うのです。
識者が言うことでも「それってどうなの?」と、少しでも心に引っ
かかることがあったなら、自力で情報収集するクセを付けた方が私
はいいと思うし、実際にやっています。
つまりは、思考停止にならずに思考するクセをどこまでも付けるこ
とが、「情報感度を正しく保つ」にはもっとも重要なことだと思う
のです。
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