モチベーションとテンションとマンネリ
美容室を良い意味でも悪い意味でも長く続けていると、いつの間に
か自分のスタイルのようなものが出来上がって、そのスタイルに囚
われていることにすら気づかないものです。営業マンも同じことが
言えるのですが。
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これから、お店を伸ばそうと思えば、今まで通りのやり方・考え方
では伸びるはずもありません。
まずは、今までの自分を否定するところからしか、結局は何も始ま
らないのです。
これを私は、「伸びない(悪い)習慣を伸びる(良い)習慣へ」と言っ
ています。
ブログでも度々取り上げていますが、自分自身を引っ張っている悪
い習慣に気づき、良い習慣に置き換えなければ、お店が伸びること
はありません。
いくら“形”を変えても、“中身”を変えなければ、まったく意味
がありません。
ちょっと話は逸れるかもですが、「モチベーションとテンション」
という言葉があります。
テンションを上げることも大事ですが、モチベーションを常に維持
しておくことはそれ以上に大事なことです。
いわゆる“出来る人”というのは、この“モチベーションの維持”
が上手いのです。
出来る人と出来ない人の差はどこにあるのか?
もちろんスキル云々もあるけども、結局は、「モチベーションの差」
だと思います。
これからの時代を考えると、どこで格差が生まれるかとを考えると、
「モチベーション格差」の時代じゃないのかなと。
モチベーションとは、「やる気や意欲」と捉えて構わないのですが、
それよりも、「(自分を動かすために)動機を与えること」が、本
来の意味でもあります。
出来る人は、自分自身に対して「動機づけ」が上手いのです。
だから考えるべきは、何事をやるにしても「動機づけ」の工夫をす
ることだと思います。
本来は、モチベーションでやるものなににテンションでやろうとす
るから、多くの人が、物事の上達のための努力を淡々と出来ないの
です。
自分の気持ちが高ぶったときにだけやる人が多いのは、モチベーシ
ョンとテンションをはき違えているのでしょう。
テンションは一過性のものです。そんなに緊張状態を長く続けるこ
となんてのは不可能です。
しかし、モチベーションは違うと思います。
自分に対する動機づけなので、工夫次第、意識次第でなんとかなる
ものだと思います。
それでもモチベーションが上がらないときもあります。
それは、つまり「マンネリ状態」だからです。
マンネリとはマンネリズム(mannerisum)の略で、「新鮮味や独創性
がないこと」です。
モチベーションが上がらないと感じるならば、マンネリになってい
るのかもしれません。
だから、新しいアイデアを試してみたり、違うことを始めてみたり
して、創意工夫を凝らして、意識的にマンネリ感を打破する行動を
とるべきです。
「何もやる気がおきない」「モチベーションが上がらない」と感じ
たならば、それはマンネリが原因。
動機づけを工夫して、マンネリが起きないようにも工夫する。
そんな工夫の積み重ねといった些細な事の積み重ねが、きっと超絶
に大事なんでしょうね。
とはいえ、それでもモチベーションが上がらない人には、まずは、
「自分を知る」ことをお勧めします。
自分自身が「どんな人間か」というのは、意外と自分では分かって
いないもの。
自分自身がどういう人間かを知りたいなら以下の二冊がお勧めです。
「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」
前田裕二さん「メモの魔力」
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