『悟空のきもち』人気の秘密


4月1日の当ブログ記事「頭専門揉みほぐし店『悟空のきもち』
で紹介した、「悟空のきもち」ですが、先日、東洋経済ONLINEで
も取り上げられていました。相変わらずの人気のようです。

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東洋経済ONLINEの記事が以下になります。


悟空のきもち「51万人予約待ち」強烈人気の裏側
社員は女性だけ、連絡は全てLINEでオーケー



以下引用。


ラテン語で「唯一の」を語源とするユニークという表現があるが、
今回ご紹介するのはまさにユニークを地でいく企業。向こう3カ月
は予約で埋まり、キャンセル待ち51万人、日本一予約のとれないド
ライヘッドスパ専門店「悟空のきもち」だ。



10分で寝落ちする「絶頂睡眠」が売り


施術を受けた大半の人がすぐに「寝落ち」する「絶頂睡眠」が売り
で、京都、原宿、銀座、心斎橋のほかニューヨークに店舗を展開。

2019年8月13日には銀座店を4倍の広さに拡張し、グランドオープ
ンした。

新店のコンセプトは「死後の眠りからの生還」。

施術時の深い眠りと、目覚めの爽快感を臨死体験にたとえ、あの世
への旅ができるアトラクション施設に見立てた店舗とした。

内装装飾品の遅れから、偶然オープンがお盆初日と重なったなど、
アクシデントも話題にしてしまうところに、おおらかな企業風土が
見て取れる。(後略)


以上引用。


この記事には堀江貴文さんもツイートで反応。





更に、NewsPicksのコメントには、常連さんを予約ループから外れな
いようにする戦略や、ヘッドマッサージの協会での資格ビジネスも
やっている
ことにも触れています。


参考までに、「悟空のきもち「51万人予約待ち」強烈人気の裏側」
に対するNewsPicksのコメント欄は、こちらから


これに対して私は以下のツイート。





『「眠る楽しみ」「新しい睡眠」の先駆者でありたいという方針』
 ここが美容室と大きな違い



このツイートに少し補足説明をすると、

記事中の『あご周りのむくみがとれて小顔になる、血行がアップす
るなどの結果もありそうだが、こうした2次的な作用については、
同店としてはうたっていない。あくまで、「眠る楽しみ」「新しい
睡眠」の先駆者でありたいという方針
からだ。』(記事引用)

という部分がありました。


効果効能をうたいたがるのが美容室なんです。

何故ならば、美容室は何かにつけて“結果”といいます。

あきらかに、目に見えて変化が確認できる結果がすべてなわけです。

それもそのはずで、美容室のメニュー(カット、パーマ、カラー)
は、誰がみても変化したのがわかりますよね!?


変化のない結果、目で確認できない結果は、結果ではないのです。

もっといえば、自分たち美容室側の理屈がすべてです。


「悟空のきもち」は、お客のニーズに応えることがすべて


「“何を”売っていきたいか」が違いすぎるのです。


リラクゼーションのニーズは、もの凄く高いと思います。

ですから、そのまま、いかにリラックスできるか、癒されるか、が
大事で、それをそのままお客に提供できるかどうかなのです。


お客に“売るべきは”効果効能ではなくて、ニーズであり、更には、
どんなに良い商品であっても、売り方や見せ方次第
なのです



「ヘッドスパ」を「悟空のきもち」を参考にして、美容室でも面白
い展開ができるのではないかと考えていましたが、上記のニーズを
掴む部分を真似しなければ、上手くいかないでしょう。


美容室の“結果ありき”の考え方から脱却しなければ、難しいかと。



永井孝尚さん「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」の
第二弾が出たら『悟空のきもち』を取り上げて欲しいものです。





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