答えは相手の頭の中にある


お店側の思惑とお客側の思惑は、必ずしも一致しません。たとえば、
お店側が「うちのお店はこれが強みだ!」と思っていても、お客側
からすると、その強みは、実はどうでもいいことが多々あります。

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商売にしろ、営業にしろ、お客のニーズを見極め、そして、そのニ
ーズをいかに掴むかが重要なわけで。

ニーズがあるだけでは、商売も営業も、当たり前ですが、上手くい
くわけではありません。


お客のニーズを“掴んでこそ”です。


全国に20万軒以上ある美容室。

伸びているところもあれば伸びていないところもある。


伸びるには伸びる理由があり、伸びないには伸びない理由がある。


それぞれに共通する事は、「お客目線かどうか」だと思います。

お客の「痒い所に手が届く」と言えばいいでしょうか!?



たとえば、お店の集客目的のために、ホームページやブログを作成
するとします。


その際に、大事になるのが、“キーワード”です。

集客目的としているからこそ、キーワードが大事になります。


目的が曖昧なサイト(お店を知ってもらいたい等)を作成しても誰
も見てくれません。


リアルな空間でもよく思うのですが、美容室は、とにかくお店づく
りを変に勘違いしている
フシがあるようです。


オシャレにしたければ、そうすればいい、お店の名前に拘りたけれ
ば、拘ればいい。

ただ、それをお客が見たときに、「お客がどう思うか?」がかなり
抜けているお店が多い
ような気がします。


つまり、「美容室なの?カフェなの?一体何のお店なの?」って思
いたくなるお店。


お店の名前が分かりにくい、読めない・・・


ちなみに、美容室のことを「サロン」って呼ぶのは、美容業界だけ
の話だったりします。


お店側しか使わないキーワードをサイトに散りばめても、お客側か
らすると、そのキーワード(言葉)を知らない
わけです。

だから、お客側からすると、検索エンジンでキーワードを打ち込ん
でも、“お望みの美容室”が出てこない
わけです。


確かに、お客が、検索エンジンに打ち込むキーワードが分かってい
れば、こんなに“ラク”なことはありません。


サイトを作成する側は、「多分、○○のキーワードを打ち込んでく
るだろうから、○○のキーワードを散りばめていこう!」と考える
ものです。


しかし、それが必ずしも、お客が打ち込むキーワードと一致しない
わけです。


ならばどうするか?


そこは、やはり「想像力の問題」です。


想像力を巡らせて、何度も何度も想像を巡らせる

試行錯誤の連続でしょう。


この話は、何もお店のサイト作成ばかりではなくて、“接客”もま
ったく同じことが言えると思います。


美容室の接客、営業マンのセールストーク、どちらも本質は同じで
あって、相手が何を考えているかをどれだけ想像して、言葉を発す
るか
どうか



一方的な思い込みだけでは、相手は嫌がるだけです。


常に、「相手の頭の中を想像」して言葉を発したいものです。


“相手が何を欲しているか”は、自分の頭には存在せず、あくまで
も相手の頭の中にその答えがあります



そうです、答えは、「相手の頭の中にあるのです。



営業、接客業をしている方ならば、佐々木圭一さん「伝え方が9割」
がお勧めです。

相手の頭の中を想像することや具体的に相手への伝え方をノウハウ
化した本です。




営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
勧めします。





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