シンプルに考えようとする覚悟


美容室を営業で回っていて、お店の売上を伸ばすために、何か物事
を進めたり取り組んだりすることを促すことがあります。それに対
していつも口癖が「難しいなぁ~」とか「難しいですねぇ~」って
いう人が、ホント多いです。

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大体の人が頭では理解していますが、なかなか行動に移そうとはし
ません。


お店の売上を今以上に上げていかなければいけないことは、頭では
理解できていても、それを、いざ行動に移そうとしても「難しい」
で済ませる人がほとんどです。


お客の接客の在り方だったり、予約の入れ方だったりを、何らかし
らアドバイス的な事を言ったとしても、「現状のお店の状況では出
来ない」「スタッフを入れないと出来ない」「色々と事情があって」
等々と色んな言い訳をしてきます。


結局は、そもそもお店の売上を「本気で上げよう」とは考えていな
いだけなのですが、何よりも、常に「難しい」が口癖になっている
ところが、問題だと思うのです



つまり、シンプルに「売上を上げよう」という思考ができない


何か今のお客の現状やら美容師としての在り方やら、長年やってき
たお店の雰囲気やらを気にして、考えられるありとあらゆる材料を
持ち出して、複雑極まりなく物事を考えて、結果として、口から出
てくる言葉が、「難しい」となってしまっている。


こういう人は、物事を複雑に考える方が実は、簡単(ラク)なこと
を理解していな場合が多い
のです。


物事は、シンプルに考えることの方が遥かに難しいのです。


あくまでも傾向の話で、私の個人の見解と断っておきますが、勉強
をしたことがない人(頭が悪いという意味ではありません)ほど、
複雑に物事を捉える方が価値があると思い込んでいるようです。


物事をシンプルに思考することを甘く見ています


だから、口先で「難しい」と言っておけば、それは、物事を複雑に
思考した結果だから価値があって、体のいい言い訳になる。


そして、本来はやらなければいけないことであっても、やらなくて
いい価値のある“言い訳”を、自分に作れてしまう
わけです。



堀江貴文さんの「時間革命」でも、シンプルに物後を考えることに
ついて触れています。




以下引用。


シンプルとスピードが最強である


時間を増やすうえで、「シンプルに考える」ことが欠かせない。

そんな話をすると、「そうは言っても、現実の社会のなかでは、な
かなか単純に割りきれないこともあるんですよ」と愚痴をこぼす人
がいる。

そんな人間の事情など知った事ではないが、何より気に食わないの
は、そういうことを言う人は、「物事を『複雑に考える』ほうが難
しい=価値が高い」と考えているらしいということだ


思い上がりもいいところである。



真実や価値あるものは、いつだってシンプルだ


たとえば、アインシュタインの「一般相対性理論」は、その背景に
は複雑な計算式を持っていながらも、最終的には「E=mc2」という
等式で表現される。

広大な宇宙の仕組みを説明するアイデアが、たったこれだけの式に
集約できるのだ。

「シンプルこそが最高」ということは、人類が長年の経験から得た
教訓ではないのかと思う。

実際のところ、物事なんて複雑に考えるほうがラクなのだ

世の中はいくらでも複雑に考えられる。

それなりに頭がよければ、もっともらしい理屈をつけて、いつまで
も考えを引き延ばしていられるから気楽なものだ。

むしろ、シンプルに考えるほうが、一定の「勇気」や「エネルギー」
が必要になる。

企業の経営者を見ていても、シンプルに考える能力がある人といな
い人がいる。


以上引用。


シンプルに考えるほうが、一定の「勇気」や「エネルギー」が必
 要になる




美容室に限らずお店にとって最も大切な事は何か?


それはシンプルに利益を出す事に尽きる。


そのために、良いサービスや良い商品をつくって売る。

それで、お客は満足する。

そうなれば、税金も納められる。お金も集まってくる。

そして、経済が活性化されて、結果的に社会貢献も実現できる。



シンプルイズベスト



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